何かを身につけようと思ったら、身につけたいものを身につくまで心がけ続けなければなりません。
しかし、この心がけ続けるということがやってみると難しい。
それは気を抜くと心がけるものを忘れてしまうからです。
つまり、心がけ続けるとは、いつも気を抜かず、気を張り続けなければならない。
今気を張ることはできても、気を抜かず、気を張り続けることは難しい。
このいつも気の張りを保ち続けることを仏教で中道と言います。
中道ができてこそ、人間的に成長してゆける。
難しいことですが、やってゆかなければならないことなんですね。