人生には終わりがあると気づくのが難しい | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

無常が知らされると、自分の思っている世界には終わりが来ることが知らされます。

私たちは自分の思っている世界が現実だと思い込み、それがいつまでも続いてゆくと思っています。

ちょうど子供が学校さえ行っていれば、それ以外の時間は何をしてもいいように思うように、学校を行って帰っての毎日がいつまでも続いてゆくと思っています。

それが大人になったら、会社に行って帰ってきての毎日に変わるだけで、当たり前の毎日がこれからもずっと続いてゆくものだと思っています。

このように思っているので、子供なら学校さえ行っていれば、大人になったら会社に行っていれば、それ以外の時間にどれだけ欲に流れていても、これでいいんだろうかと思うことがないのです。

しかし、この思い込みの世界を過ごしている間に現実ではどんどん時間が過ぎてゆきます。

そして、人生で何も成していないまま、人生が終わってしまうのです。

人生は限られている。

それが分からない人が如何に多いかと思います。

人生に終わりがあるからこそ、どうしたら悔いなき人生が送れるのかを考えるのであり、残された時間をどう生きたらいいかを考えるようになるのです。

人生には終わりがある。当たり前のようでそれに気づくことは難しいことなんですね。