苦手なことは向き合いたくないものです。
それは向き合うことで、できない自分が見えるからです。私たちはいつまでもできる所に立っていたい。自分ができる人間だということを証明する為に頑張りたいし、人よりも上になることで、自分の自信にもなっていました。
それが苦手なことに向き合うとできない自分が見える。今までできる所に立っていた自信を失い、自分はダメな人間では無いかと思うことさえあります。
だから、苦手なことと向き合いたくない。苦手なことがあると逃げてしまうのです。
しかし、苦手なことと言うのは、苦手だからと言ってやらないから、苦手なことなのです。だから、苦手でも、時間をかけてやってゆけば、やがて得意なことに変わる。
苦手だからと言って、逃げていては、苦手なことは克服できない。
苦手なことから逃げずに向き合うこと。
それが苦手なことを克服する為には大切なことなんですね。