結果を受けるまで反省しない | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

私たちは未来のことを考えているようで考えていません。いつも目の前のことだけを見て、今日や明日が無事過ぎてゆけば、このまま未来も同じように過ぎてゆくと思っています。

しかし、試験などを受けて、結果がやってきた時、今までのやりかたでは間に合わなかったと知らされます。

多くの人は試験がやってくる前に、このままの状態では試験に落ちるよと教えます。

でも、当の本人は、今日や明日何事もなく毎日を過ごすことができるので、このまま未来も何事もなく過ぎてゆくと思っているのです。

だから、試験がやってくるまで、このまま過ごしてしまうのです。

そして、試験を受けて、そこで後悔する。自分は今まで何をやっていたのだろうとなるのです。

そこで初めて自分の生き方を反省します。このままではいけないと思うようになるのです。

でも、私たちはそれは試験を受ける前から分かっていたのだから、試験になる前に気づいて欲しいと思います。

そして、このままではいけないと教えます。でも、その人が未来を想像しなければ、やっぱり毎日が何とかなっているのだから、このまま進んでも大丈夫だと思ってしまうのです。

人間が今までの生き方を反省する時は、結果を受けた時。たとえ結果を受けても、受けた結果から逃げてしまえば、どんな結果を受けても反省することはありません。

失敗を通して良くなるか、変わらないか。それはその人がその結果をどれだけ前向きに受け止めるかで決まります。

できれば、現実から逃げず結果を受け止めてゆきたいですね。