仏法は幸せになる教えというけれど | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

仏法は幸せになる為の教えと言うけれど、現実には仏法を聞いてゆくと今まで楽しかったものが楽しくなくなってゆきます。

それは私たちが幸せと呼んでいるものが優越感だからです。優越感は自分が上になった時に喜ぶ心。

それは同時に下を見下す心でもあります。

下を見下すと、自分が下になった時に苦しむ。だから、私たちの幸せは同時に苦しみも生み出すものなのです。

このことが仏法を聞いてゆくと分かってきます。だから、苦しみたくないという気持ちから、優越感を味わうことが幸せではなくなる。

だから、私たちの感じる楽しみが楽しみでなくなってゆくのです。

幸せになる為には、まず苦しみから離れなければならない。

その際に幸せと感じていたものも幸せとは感じなくなってしまうのです。