どんなに権力があっても | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

世の中には、権力があれは、人を思い通りに動かせると思っている人がいます。そういう人は自分の都合で他人を思い通りに動かすし、他人を動かすことで、自分には価値があるのだと思って安心します。

しかし、自分の都合で他人を思い通りに動かすと、人の心は離れてゆきます。人の心が離れると、人を動かしたいと思っても、動いてくれなくなります。

そうすると、そこにいることで無力な自分が見せられることになります。その人にとって権力だけが自分の価値を証明するもの。だから、権力が無くなったら、自分には何の価値もない存在になってしまいます。

だから、そんな無力な自分を見たくないと思って、その中に入ってゆくことができなくなります。

そして、現実逃避する為にお酒に溺れたりします。

どんなに権力があっても、他人を思い通りに動かしていい訳では無い。相手が納得していないことは動かしても自分が不安になるだけです。

自分が作ったルールは、まず自分が守る。自分が守らなければ、人は動いてはくれません。

権力は他人にだけルールを当てはめ、動かそうとする。でも、動いている人は見ています。あなたはどうなんだと。その目を向けられていることを忘れず、自分もルールに従っていかなければならないのですね。