仏法では幸せになる為には法に従うことが大切だと教えられます。頭の上に法を置き、法の前では、どんな人も平等だと思うことです。
法を信じていたならば、法に従って自分の思いを通したい時は通すことができるし、相手も通したい時には通すことができる、それが法です。
法に従わない人は、自分は一方的に相手に思いを通すことができるが、相手が同じことをしたら、腹を立てて通すことはしません。
しかし、そうやって自分の思いを一方的に通している人は、自分の思いを通すことができる人には強く出ますが、思いを通せない相手には、どう通したらいいか分からず、大人しくなります。
結局、無法な人は思い通りに振舞っているようで、一部の自分の思いが通る相手しか、自由に振る舞うことができず、外の世界では不自由な思いをしなければなりません。
法に従う人ほど、この世界を自由に生きることができる。法は自分の自由を奪うものではなく、自分を自由にしてくれるものなのですね。