どんなに仏法を伝えたいと思っても、支えてくれる人がいなければ、仏法を伝えてゆくだけで生活はできません。
そういう意味で、仏法を伝えてゆく上で支えてくれる人の存在は何よりも大切だと思います。
今は私が仏法を伝えてゆく為に生活を支えてくれる人がいるので、仏法を伝えてゆくことができますが、死んで生まれ変わったならば、同じように仏法を伝えてゆきたいと思った時に、仏法すべてに人生をかけることができるか、甚だ疑問です。
今のように生活を支えてくれる人がいない中、一人でも仏法を伝える為に人生をかけることができるか。もちろんたとえ生活ができなくても、飛び出してゆかなければならないとは思うのですが、来世の自分が今の記憶もすべて無くして、それでも飛び出すことができるか。
そんな勇気のある自分へと今生の間に変わらないといけないと思います。
そう思うと、心の意味でまだまだ力不足を感じます。どんなことにも負けない金剛のような信念が持てるように、残りの人生、修行に励みたいと思いました。