我に執着して生きる | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

現実は刻一刻と変化している。自分も変わっているし世界も変わっている。でも、自分の我は変わることなく、世界も自分も変わらないものとして生きています。

でも、時間が過ぎてゆくと、そのズレはどんどん大きくなり、やがて現実を誤魔化すことができないほど、大きなズレとなります。

でも、私たちはこのように現実とズレたとしても、自分の我を変えることなく、変わらない自分のままでいようとします。

しかし、このように大きなズレとなると、現実が見せつけられる度に、自分の存在が否定されているような感じがして、現実を見せつけられる相手を避けて、自分の我を肯定してくれる人たちだけで付き合うようになります。

我は私たちにとって自分の人生をかけて守ってきたもの。それが否定されたら、自分の人生そのものが否定される。

だから、現実を見ないように生きてしまうのです。

我は必ず崩れるもの。それを崩さないように我に執着して生きることほど悲しいことはありませんね。