魔が差すとは | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

仏教では、心の隙間に入り込む欲望に流れる心を魔と言います。よく魔がさすと言いますが、悪いことをしなくても、欲望に身を任せ、堕落することも魔と言うのです。

魔というのは、恐ろしい。それは一度魔がさすと、心はどんどんと欲望に流れていき、自分の心を正すことが面倒になるからです。

自分で決めていた戒もやらなくなり、時間ができたら、欲を満たすことしか考えなくなります。

この魔に心が奪われることがないように、常に心を戒めることを持戒と言います。

心に魔がささない為には、時間をコントロールすることが大事です。

やるべきことを書き出し、この時間にこれをやると決める。そして、時間ができたら、やりたいことも書き出し、隙間の時間ができたら、やりたいことの一覧を見て、それをやる。

心に隙間ができると、そこに魔がやってくる。だから、心の隙間ができないように、常にやるべきことを予定の中に書き込み、それを一つ一つやってゆく。

そうやって時間をコントロールすると、いつも心は穏やかな状態を維持できるようになり、自分の生き方に自信が持てるようになる。

でも、書くのは簡単だが、実践することは難しい。

まず私自身が実践してゆきたいと思います。