人生というのは、仕事をして、時間ができたら欲に流れて、それだけで多くの時間を費やしています。
だから、欲のむなしさが知らされて、欲に流れることができなくなると、途端に多くの時間ができる。
その時間を何に使うかと言ったら、やっぱり欲を満たすことを探している自分がいます。
でも、欲を探しながら、やっぱり欲に没頭できず、何もしない時間を何となく過ごしています。
時間というのは、本当は有限で、その時間を有意義に使ったら、未来は大きく変わるのに、自分の中で明確に何に使ったらいいか、これって言うものが定まっていないように感じます。
私から見た世界というのは、何もない世界の中でただ時間だけが過ぎてゆくように感じます。
もちろん何もない訳じゃないけど、死を目の前にすると、すべては色あせるものしか知らない世界の中に生きて、何もないことは分かっているけど、まだそこから脱げ出していない、今までの生き方の延長線にいます。
やっぱり人生というのは、人との絆を深めてゆくこと以外何もないなと感じます。
人との触れ合いを大事にしてゆくしかないなあと思います。
そういう意味で一人の時間になると、何もすることがないと感じるのも仕方のないことかも知れないと思います。
古い生き方を捨てて、新しい生き方に変わってゆけるように、生き方を見つめてゆきたいと思いました。