女人性 | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

仏教では女性は罪が深く、救われないと教えられます。しかし、この女性というのは、単に性別としての女性のことではなく、女人性という性質のことを言われています。

この女人性というのは、思い通りにならないことが起きた時に相手を責めるか、自分を責めるかして問題を解決しようとする心。

例えば、渋滞に巻き込まれて、思うように目的地につかない時に運転手を責めて、あなたがここに行きたいと言ったから着いてきたのに、渋滞に巻き込まれてどうしてくれるのよ、あなたが悪いと責める心を言います。

この場合、相手を責めたからといって渋滞が無くなる訳ではありません。それでもこの渋滞に巻き込まれたのは自分は悪くない、あなたが悪いと責めることによって自分の心を落ち着かせようとする心を女人性と言います。

ここまで説明して分かって頂いたようにこの女人性とは女性に限らず男性にもある心です。

思い通りにならない現実にぶつかった時、どう乗り越えるかを考えずに自分が悪いか、悪くないかばかりを問題にする心が女人性なのです。