みんな死んだら地獄に行くことを恐れている。
だから、地獄に堕ちるぞと言われただけで、不安になって宗教にのめり込む人も多い。
では、なぜ死んだら地獄に堕ちることが不安なのでしょうか？
それは自分の中に悪人の自分がいて、自分でそんな悪人の自分の存在を否定し、責めているから。
だから、普通の人は自分にはそんな悪人の自分はないと思って生きているのに、何か不幸な現実にぶつかると、こんなに不幸なのは、何か自分が悪いことをしたからだと思って、自分の悪い部分を見て否定するから。
だから、ないはずの悪人の自分がやっぱり自分にはあると思って、不安になるのです。
でも、地獄は悪いことをするからゆくのではない、正しいところに立って悪い自分を否定するから地獄に堕ちるのです。
だから、地獄に堕ちたくないと思ったら、自分の中にある悪人の自分を受け入れて許すことが大切。
悪は否定するから苦しくなる。悪を正当化する訳では無いが、悪をするのは仕方ないと許すことで、悪人の自分を否定することが無くなり、地獄に堕ちることもなくなる。
地獄は自分が生み出すことを知らなければなりませんね。