仏縁とは不思議なもの。仏法がどんなに素晴らしい教えであり、分かりやすく教えを説いたとしても、聞く人が仏縁がなければ教えを聞いてはくれない。
そして、仏縁とはどんなに仏縁深い人の子どもであっても、必ずしも仏縁がある訳ではなく、聞いてくれる訳ではない。
それに対して仏縁深い人にとっては、何としても聞きたいものが仏法であり、仏法聞く為にはどんなに遠い所でも足を運ぶ。
だから、仏法説く人は、聞きたい人を大事にして、自分の持てるものをすべて捧げる気持ちで説くことが大切であると感じます。
つくづく仏法という教えは、すべての人に聞いてもらいたい教えであるけど、仏縁深い人しか聞かない教えなんだと思います。
そして、同じ人でも、今は聞かなくても、やがて機が熟したら聞く時が来る。だから、今聞かなくても仏縁がないかどうかも分からないものだなと思います。
私にできることは、聞きたい人を大事にして教えを説いてゆくしかないと思います。
仏縁とは不思議なものであり、この人が仏縁があるかないかも分からないものなんだと思いました。