価値のある人間になりたいと表面を取り繕うほど、自分の中にある価値のない部分を否定するようになる。
そして、何かのことで、醜い自分が見えたならば、欲や怒りなどの煩悩を起こして、猛烈に誤魔化そうとする。
でも、どんなに生きている時は見たくないと思って誤魔化すことができても、臨終になると、自分の醜い部分が見え、苦しまなければならない。
人は価値のある人間になる為に頑張っているが、本当は自分の中にある醜い部分を否定せずに受け止めることを生きている間にしなければならない。
幸せとは、不安のない世界に出ること。
自分の中にある醜い部分を認めることができたら、苦しみや不安を離れ、心から安心して生きられるようになる。
人生の方向性を間違えると無駄な苦労をして一生を終わってしまうのですね。