目を外から内側に向ける | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

人生をシンプルに考えたら、自分にとって本当に必要なものを手に入れたら、それ以上に物質的に求めるものはないと気が付きます。

じゃあ、人生で求めるものは何もないのかと言えば、最後に求めるものは、幸せな心であり、穏やかな心しかないんだと感じます。

その為にも、日々取り組むことが心の修養。

外に向いていた眼を内側に向け、心をいつも見てゆく。そして、この心から穏やかな幸せな思いをいつも起こしてゆくことが幸せになる為に大切なことです。

幸せは物質的な豊かさで得られません。心の豊かさを手に入れることこそ、幸せになる為に必要なものです。

幸せは心で感じるもの。でも、その心が苦しみに包まれていたならば、どんなに幸せな環境に囲まれていたとしても、その中でいつも苦しまなければなりません。

私たちは心の苦しみをいつも環境のせいにして、あの人があんなことをしたからだとか、思い通りにならないから苦しんでいるように思っていますが、実は苦しみの原因は環境にある訳ではなく、心が苦しんでいるから、苦しまなければならないのです。

そういう意味で、幸せとは、この心が幸せで満たされること。それは心に目を向け、幸せな思いを起こしてゆくことで、心を幸せにしてゆくことができるのです。

その為にも、目を心に向けることが大切なことであり、心に目を向ける為に、外界の事象に囚われていたら、目を向けることができない。

始めのうちは、欲しいものがあったら、手に入れたらいい。そして、手に入れたものは最後まで使ってあげる。そうすることで、段々と欲しいものは無くなる。

もちろん、生きてゆく為には、必要なものはあるし、それは求めなければならない。でも、必要なものが揃ったならば、それ以上に求めるものはなくなる。

まずそこまでやってみる。そうやって、欲しいものがなくなった、その先にあるものが、心の幸せ。

外にとらわれないからこそ、内側の心に目を向けることができる。

そして、心に目を向けた時、人生の中で本当にやらなければならないことが分かる。

心の種まきを変えることこそ、人生の中で最もやらなければならないこと。

そして、幸せになる為に通らなければならない道だと分かる筈です。