自分なんかここにいてはいけないと思う人にどんな言葉をかけてあげたらいいのだろうか？
それは唯識であって、そんないなくていいという人なんていないよと言っても、その人の中では、自分の存在を否定している人がいるから、その心の声を消すことはできない。
だから、自分なんかいなくなった方がいいと思うからこそ、その人に対して、一緒にいたい、と自分の気持ちを伝える。
人は必要とされることによって頑張ろうと思う。
たとえ自分のあるべき姿ができなかったとしても、今のままの自分をそのまま受け入れて、必要としてくれる人がいたら、その人の為に頑張ろうという気持ちになる。
どうしても私たちはこうすべきだとあるべき姿を押し付けてしまうが、時として、それは相手を追い詰める。
あなたと一緒にいたい、少しでも過ごしていたい。
正直な気持ちを相手に伝えて、後は相手に任せる。
その人にとって必要としてくれる人の言葉は大きい。
自分を必要としてくれるからこそ、無下にできない。
だから、自然と私の思う方向に動いてくれる。必要としてくれるからこそ、必要としてくれる人が望む方向に進む。
そうやって、自分はここにいてもいいんだと思えるようになってゆくのです。