不満を言い始めたら、どれだけだって思い通りにならないことはいくらでもある。
そこでこの思い通りにならない現実に対し、他人が悪いからだと思っていたら、自分は楽かも知れないが、どんなに他人が悪いと思っても現実は変わらないので、いつまでも不満を抱えながら生き続けなければならない。
他人が変わるよりも自分が変えようと動いてゆく。
自分が動くしか思い通りにならない現実を変える方法はない。動くと言っても、不満をぶつけることではない。
自分がしてもらいたいことを自分から相手に与え続けてゆくこと。
声をかけてもらいたなら、声をかけてゆく。優しくしてもらいたいなら優しくしてゆく。
でも、ここで気をつけなければならないことがある。
それはこの人だけ優しくして、この人には優しくしないという差別をしないことです。
この人からは優しくして欲しいから優しくするが、この人は自分とは関係ないから優しくしないと差別すると、回り回って優しくされなくなる。
世界を変えたいなら、世界に向けて起こす種まきを変えること。
優しくして欲しいなら、世界に向けて優しい心を向けてゆく。
どんな相手でも差別することなく優しくしてゆく。
そうしてこそ、優しくしてもらえるという結果を受けることができるのです。