注意一秒怪我一生という諺がある。
ちょっと確認を怠ることで一生を左右するような大きな失敗をするというたとえである。
世の中では、自分が失敗するとは思わず、外から見たならば恐ろしく思うようなことを平気でしている人がいるが、その時は失敗しなかったとしても、一度手抜きをすると、それに味をしめて、次もまた次もやるようになる。そして、本当に失敗するまで続けてしまう。
だから、手抜きをすることは、必ず大きな失敗につながる。
そういう意味では、手抜きをした時に失敗した方が、そこで手抜きはできないと反省するので、その人にとって幸せだと言えます。
恐ろしいのは手抜きをして上手く行くこと。そこで味をしめること。
それは自分を堕落させてゆく。頭では悪いなと思いながら、大丈夫、大丈夫と、悪いと思う気持ちまで無くしてゆく。
そして、取り返しのつかない失敗をして、苦しむことになる。
でも、悪い習慣が身についているので、直すこともできない。苦しい現実から逃げて、どこどこまでも堕落してゆく。
そうならない為にも、始めが肝心。
如何に罪悪感がある間にやめるか。そういう意味でも手抜きをした時、上手く行かない方が幸せなんだと思いました。