長く一緒にいたからといって絆ができる訳ではない | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

どんなに長く一緒にいたとしても、相手の存在を大事にして、関係が崩れそうになったら、謝って関係を修復してゆかなければ、相手との間に絆は生まれません。

私たちはこの絆の大切さが分からないから、頭を下げることができないのです。

そして、自分は悪くないから、謝る必要なんてないのだと思っているのです。

しかし、仏教では、悪いことをしたから謝るのではなく、相手との関係が大事だから、いつまでもギクシャクした関係は嫌だから、謝って、元の関係に戻ろうとするのです。

私たちは見捨てられることに対する不安を持っています。

だから、相手との関係が悪くなると、このまま関係が切れてしまうのではないかと不安になります。

だから、相手が悪いのだと思って、相手に謝らせようとします。でも、お互い相手の方が悪いと思っているので、謝ることはしない。

だから、こんな時に自分の方から謝ってゆくのてす。

謝ることは、最初は難しい。

でも、謝ってゆくことができたら、心から不安は取り除かれ、相手との絆を感じることができます。

絆は安心感を生み出します。

この絆を生み出す為にも謝ってゆきたいですね。