この世にどんな悪人でも、否定していい人、馬鹿にしていい人、見下していい人はいません。
それはどんな相手でも、その人に向けた思いが自分へと跳ね返ってくるからです。だから、どんな相手でも、その人に向けた思いは、自分に向けた思いと同じ。
全部自分へと跳ね返ってしまうのです。
これが分かれば、どんなに相手が悪かったとしても、その人を責めれば、自分を責めているのと同じだから、責めていい人はいなくなる。
世の中はこの道理が分からないから、簡単に相手を責めて、自分の心を不安にさせる。
自分を苦しませない為にも、悪を許すことが大切なことなのですね。