幸せは何を手に入れたか、どんな立場になったかで決まるものではありません。それはどんなものを手に入れても、自分の心が変わらなければ、世界も変わらないからです。
青色の眼鏡で世界を見たら、青色に見えるように、赤色の眼鏡で世界を見たら、赤色になるように、世界は自分の心に染まって見える。
この心を変えなければ、どんなに世界が思い通りになったとしても、結局は不安な世界は変わらず、それを誤魔化す為に欲に走るだけで人生は終わってしまう。
考えてみたら、みんな同じ事をして人生が終わっている。同じようなものを求めて、思い通りになった、思い通りにならなかったと一喜一憂して、人生が終わってゆく。そこには幸せはない。
今の人生には幸せはないと知る所から、本当の人生が始まる。世界にとらわれていた心から心そのものに目を向けてゆくようになります。
心を変えること。それこそ、人生を幸せにする為に大切なことなのですね。