悪を責めると反省できなくなる | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

私たちは世の中を善人と悪人に分け、悪人は傷ついてもいいと思っています。

だから、相手が悪いことをすると、直接、それによって害を受けた訳ではないのに、相手が悪人というだけで、責めてしまうのです。

でも、悪を責めると、自分が悪になると責められているように感じて苦しむ。

だから、悪人にならないように善人という所に立つようになります。

この善人という所に立つことによって、その人は反省ができなくなります。

何故なら、自分のやることはすべて正しいことだと思ってしまうから。だから、自分はいつも正しいことをしているし、思い通りにならないことは、すべて相手が悪いと思ってしまう。

自分は間違っていたと思えないまま、時間だけが過ぎてしまうのです。

悪を責めると反省ができなくなる。進歩も向上もない人になってしまうのです。