仏教では、この世で一番幸せなことは、人を幸せにすることであり、幸せな心へと育てることであると教えられる。
確かに仏法を人に伝えて、相手に分かってもらうことは楽しいことだが、まだ私自身人の為にちゃんと時間を取ってあげたいと思ってない。
特に時間ができても、やりたいことがある訳ではないのに、いざ、相手と一緒に時間を過ごすとなると、なんか何もしないで一緒に過ごすことが勿体なくて、自分の時間が取りたくなる。
だから、一緒に過ごしていても、早く終わってくれないかなと思ってしまう自分がいる。もちろん、自分も楽しみたいと思う時は思わないのだが、子どもが私にとって特に面白くないと思うようなゲームを一緒にやって欲しいと言われたり、私は特に見たくないと思っているようなYouTubeの動画を一緒に見てと言われると、合わせながら、何か理由を付けて、離れて自分のことをしてしまう。
子どもにとって一緒に過ごす時間が大切なんだと頭では分かっていても、気持ち良く付き合ってあげられない。それどころか、時間が勿体ないと感じてしまう。我ながら情けないなあと感じます。
時間は無限にある訳ではないけど、相手が必要としている時には、気持ち良く相手にどこどこまでも付き合ってあげたい。
その為には、自分の一人しかいない時に、ただ何となく時間を過ごすのではなく、必死になって一人になった時にやりたいことをやってゆくこと。そうすれば、自分のやりたいことをして満足できるから、気持ち良く相手と付き合ってあげられる。
一人の時に一生懸命やりたいことをやり、人と一緒にいる時は相手にとことんまで付き合う。そうなれたらいいなあと思いました。