徳を身につけることに時間を使ってゆきたい | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

時は⾦なりということわざがあるが、時間というものは限られたものであり、少しでも時間があったら、その時間を頭を働かせて、お⾦に変えなさいと教えられたものが、時は⾦なりのことわざだと思う。


でも、どんなにお⾦を稼いだとしても、死んでゆく時に持って⾏ける訳ではない。だから、真実から言えば、⽣きてゆく為に必要なお⾦を得たら、それ以上のお金は意味がない。しかも、私たちは必要以上のお金を得ると、欲の為にしかお⾦を使うことしかしない。欲に使うとは、つまり⾃分には本当には必要のないものを欲しいからだけで買うということ。

それは、⾃分の我のついたものを雑に扱うことになるから、⼼に良くない。やっぱり、お⾦を稼ぐといっても、必要以上のお⾦を得ることは⾃分の⼈⽣にとって意味のないことであり、苦しみの種を蒔くことでもある。その為に⾃分の⼈⽣の⼤半を費やすことは、時間の無駄遣い以外の何者でもない。

じゃあ、時間をどんなことに使ってゆけばいいか?

それは、死んで残るものは私の業だけ。だから、⼈⽣にとって価値のあることは、徳を⾝につけてゆくこと。徳を⾝につければ、その徳は次の⽣でも変わらないから、これから未来永劫私を幸せにし続ける。だから、徳とは、⼈⽣の宝。どんな⾦銀財宝にも勝るもの。

それを⾝につける為に、少しでも時間ができたら、タネを蒔く。本当はそんな時間の使い⽅ができたらいいなと思うのですが、なかなか時間ができても、暇だと思うだけで、何か時間を埋めるものはないかなとどうでもいいことに時間を費やしているのが現状です。


幸せになるには、幸せな業を⾝につけること。

常に徳を⾝につけることに時間を使ってゆきたいものです。