真の知識にあふことは真の知識にあふことは かたきがなかになをかたし 流転輪廻のきはなきは 疑情のさはりにしくぞなき仏教を教えるものはあまたいたとしても本当の仏教の先生に出会うことは、難しい中にもこれ以上難しいことはない。それは苦しみの根元である疑情を晴らしてくれるだけ私に慈悲をかけてくれる人がいないからだ。慈悲をかけてくれなければ、疑情が晴れない。疑情が晴れないから二河白道を進むことができず、流転輪廻の苦しみから離れることができないのである。