娑婆永劫の苦をすてて娑婆永劫の苦をすてて 浄土無為を期すること 本師釈迦のちからなり 長時に慈恩を報ずべしこんなに現実と向き合うことから逃げて、都合の良いように解釈してしまうものが私たち。そんな私たちが現実と向き合い、二河白道を進み、苦しみの世界から離れ、浄土へと進んでゆけるのは、ひとえに釈迦のような善知識がおられるからである。だから、自分にとって善知識がどれだけ大切なのかが分かったならば、そのご恩に長い間報いてゆかなければならない。