尽十方無碍光の尽十方無碍光の 大悲大願の海水に 煩悩の衆流帰しぬれば 智慧のうしほに一味なり阿弥陀仏に救われて無碍光に照らされたならば、どんなに煩悩が強く現実をごまかしていたとしても、現実をごまかすことができず真実が明らかになる。真実が明らかになると、正しい智慧が得られるから、目の前の問題に対して自分がどんな選択をしたらいいか分かるようになる。そういう意味で、煩悩の衆流が智慧のうしおに一味になるということなのである。