尽十方の無碍光仏 一心に帰命するをこそ 天親論主のみことには 願作仏心とのべたまへ
阿弥陀仏にすくわれるということは、尽十方無碍光仏に一心に帰命することであり、それは天親菩薩は、仏になりたいと願う心であると仰った。
阿弥陀仏に救われるとは、阿弥陀仏から、仏の心を頂くということ。だから、自分の中に仏の心がいつもある状態。そして、その素晴らしい心に対して、心から素晴らしいと思い、敬うので、やがて私も同じ心になりたいと思うようになる。つまり、仏の心に触れ、同じ心になりたいと思うので、仏になりたいと思うのです。