南無阿弥陀仏をとなふれば 四天大王もろともに よるひるつねにまもりつつ よろづの悪鬼をちかづけず
阿弥陀仏に救われて念仏を唱えるものは、天の四天大王がみな昼夜問わず守って下さり、諸々の悪鬼を近づけない。
阿弥陀仏に救われたならば、どんなに煩悩を起こし、現実を誤魔化そうとしても、誤魔化すことができず、現実と向き合うしかなくなる。煩悩によって現実を誤魔化そうとするのが悪鬼。それを阿弥陀仏に救われた人は夜昼常に阿弥陀仏の光明に照らされて、現実が見えているから、できない。それが守られているということなのです。