いつも仏様を念じて生きてゆきたい。この場面、仏様ならどうなされるか。どんな風に相手に接するか。それをいつも考えて生きてゆきたい。
私は自分のことしか考えていないけど、仏様なら、きっと相手のことを一番に考えられるのだろうと思う。自分が何をしたいかよりも、相手は何を望んでいるか。それを第一に考えられるのだろうと思う。そして、一見したら、無駄とも思える時間を静かに過ごしてゆかれるのだろうと思う。
私は今日という時間しか見えてない。今という時間を少しでも楽しく過ごすことしか考えてない。でも、仏様は、今日という時間が永遠に続くという所に立って考えている。人はみな問題点を抱えている。その問題点を抱えている為に、人生が苦しみへと変わっている。その問題点を直してあげること。それが仏様の道。人はいつも同じことで苦しみ悩んでいる。その苦しみをどうしたら解決できるか。そのことに向き合い。無限のような時間を使われる。私は待つことができないが、仏様はどこどこまでも待つことができる。無限のような時間の中で相手にとってベストな選択を選ばれる。
だから、いつも目の前の相手がどうしたら幸せになれるか考えてゆきたい。仏様なら、この人を見られて、何が問題と思われるのか。それが知りたい。
仏様は幸せな環境を生み出すために時間を使う。一人一人、今相手に対してできることがある。まずは、自分が何がしたいかではなく、相手のとって今必要なことを与えてゆける人間になれたらいいなと思いました。