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『縁木求愛』
65・66感想
閲覧ありがとうございます。
年末ジャンボの前、長蛇の列。もうこんな時期なんですね。今ハマっている『縁木求愛』の感想です。
◆65話「夜の散歩」
●あらすじ
キョスルが目覚めると、殿下が覆いかぶさるようにして自分を見ていた。自分が送った書簡(手紙)を広げたまま熟睡していたことで「片づけもまともにできぬとは・・・」と嫌みを言われる。当の殿下は優しい良い方ができないことに自分でも胸を痛めている。
その夜、ビパアンは、足を怪我したことになっていて(偽装)外に出られないキョスルの為に外へ連れ出す。
その頃、ヨミンは太子妃オランと密会中。散策が好きなキョスルだが、その散策には裏があるのではないかという疑念を抱く。
●感想
ここで出てくる「きゅうり草」・・・とは「忘れな草」のことだそうですね。そんな花を手紙に挿して毎日欠かさず送るとは・・・ビパアンにもあたたかな心があるのに。
いやでも、これで冷徹な部分がもし無かったとしたら・・・そんな完璧な夫(皇太子)ありえないですよね。仕事できて、イケメンで、隙がなくて、しかも優しく女性慣れしていて・・・えーっと、どこの少女漫画のヒーローなのか。何のオチもないじゃないか。
やはり、ちょっと恋愛に不器用なくらいが可愛げがあるというものです。女性の扱いや、人に優しくするということに不器用なビパアンをもっと応援したくなります。
ずっと一緒に同じ部屋で住めばいいのに。この状況、かなりおいしいと思います。同じ部屋にいればオランも手だししづらいのではないか。ユウルジンも近づけないし。
始めは有り難かったこともあったけど、2人がこうしてささやかな幸せを感じるようになると、ユウルジンの存在はもう、いよいよ頭痛の種です。そりゃビパアンとキョスルには幸せになって欲しいけど、ユウルジンも悪いようにはして欲しくないですね。
◆66話「開襟」
●あらすじ
夜の散歩中、ふと見せるビパアンの笑顔に心底驚くキョスル。
次の日、ユウルジンは、兄(ビパアン)と共に過ごすキョスルのことが気がかりで仕方ない。どの女も抱くきは無いと言った兄の言葉を疑うわけではないが、どうしても不安が消えない。キョスルへの思いは募るばかり。
その頃キョスルは殿下の笑顔を意外に思いながら、ユウルジンのことを思い出していた。でもやっと殿下があの花を送ってくれていたのか・・・と気づく。殿下に近づいてみようと政務中に一緒に本を読むことにする。殿下がなぜ弱みを見せないか、木国の大きさ、守っていかねばならぬ立場ということを聞く。そして13の頃、殿下に運命の出会いがあったことを知る。
●感想
ビパアンの笑顔に驚くキョスル、可愛いです。
おいおいおいおい!!!殿下の可愛らしい素の笑顔を見てユウルジンを思い出すとは何事や!!
と思うんだけども、寂しかったときに優しくされちゃったからこれも仕方がないのですよね。むりのない範囲でのすれ違いになっていると思います。
殿下があの青い花を送ってれれていたのでは・・・と気づき、少し近づいてみようとするキョスル。凄い。こういうところがこの子の凄いところ。普通は自分に冷たくした人にもう一度歩み寄ろうとするのは凄く大変なことだと思うのに、そういうところをサラッと乗り越えてしまいますね。とにかく優しく自分も大好きなユウルジンのことばかり考えて逃げを打っても良い状況なのに・・・ちゃんと皇太子に向き合おうとするところ、かわいいです。
ビパアンから皇帝の座の意味、意気込みを聞き、感情を出さないことに納得するキョスル。そうだそうだ。ビパアンにも事情があるんだよ。
うひょおおお
13の頃の出来事、キョスルに話すときがきましたね。これは続きがかなり気になるけれど、こんな序盤であのときの男の子がビパアンだったと理解できたら物語がもう終わってしまうのでは・・・?やっぱここは盛大な勘違いもしくは鈍感すぎて気づかない・・・って感じでしょうか。
続きが気になるわー。
◆登場人物
・ビパアン(皇太子)
皇位継承権第1位
・キョスル(皇太子妃)
ウルム
チャンビ(冷雨)
・ジャモ(ユオン)
ウルムの乳母
・ユウルジン(皇世子)
皇太子の弟
・キョヨル(皇太子嬪)
皇太子の側室
・ヨミン(皇世子妃)
皇世子の正妃
・ドゥゴル(太子)
皇太子の座を狙う
・オラン(太子妃)
悪女
・ビンソン(世子)
・ヘジン(世子妃)
妊娠中
・ホザナ
オランに脅されている侍女
③62~64話感想はこちら
②感想はこちら
①感想はこちら
◆ちなみに甘いものより白飯より肉が好きな私。
いきなりステーキ、ヒレの200派です。付け合せは大根おろしで。
いつも、食べ終わったあとに、あと200いける!って思うんだけど、泣く泣く店を後にします。歩いてるうちにちょうど良い感じになってくる。
閲覧ありがとうございました!