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縁木求愛

感想② 44~61話

 

 

以下、徒然なるままにです。

 

◆各話ごとの感想

 

◆44

えええええ。お慕いしてるのー?
だめだめだめだめ。そうなるなら、読むの止めようかな...。この人との恋は茨の道しかないですよ。2人とも悪い人じゃないだけに、何とも。いやいやその気持ちは「兄と妹」のようなものなのです。勘違いですと誰か教えてやってはくれまいか。こんな牢獄で愛を語り合っちゃって、もう本当、誰か・・・ああ・・・こういうときに皇太子、あらわれないんだからもー。
 
本当に愛しあっていればこそ、賢い皇世子ならば2人の進む道がどれ程愚かな道か分かるだろうに・・・
 
◆45
この侍女、大丈夫かな。かわいそうに。悪い上司に目をつけられると本当にかわいそう。身体的な苦痛や精神的な苦痛はもうどうすればいいのか。私がこういう時代に宮中で働くならば、「私が宮中に行ったら即、誰にも分からないよう引っ越せ」と親族郎党に言い伝えておかないといけませんね。誰に脅されるか分かりませんし。
 
 
◆46
え、何かあだ名を決め会ったんじゃなかったっけな。まぁ今は二人きりだから良いってことなのかな。
それにしても、ここはきっと殆ど誰も来ないような場所なんでしょうけども、もっと人目につかない「誰も来ない、普段使ってないような小部屋」とかで密会すれば良いのに、こんな誰でも来られるような開けた場所で密会とは。いや、狭い小部屋で会って何するんだよって話ですが。
 
でもこんな開けた場所で真昼間から密会とは。かなり健全な密会です。この二人のままごとのような恋・・・まぁそういう意味でもこの皇世子のことを嫌いにはなりきれません。良い人だし。確かに頭もキレるんだろうし。(それにしてはお粗末な密会ですが)
 
まぁきっと、もっと効果的な場面であの「二人だけの呼び名」が使われるのでしょうね。皇太子を思うと切ない。

 

 

◆47

皇太子のこの慌てよう・・・。別人。まさか、ウルムが初恋の女だって分かったからってこの態度。

 

てかあの青い花つきのお手紙はもうやってないの?殿下・・・ウルムにあれ自分だって気づいて欲しいよなあ。

 

ああ・・・ふたりのわずかな触れあいがもう、胸を締め付けられる。お腹の上の方がキリキリ・・・もう「胃が痛い」と紙一重です。

 

 

◆48

殴れば良いのに殿下。そこで素直に言うってことは、殴られても良い、もしくは殴られたいと思っているということではないでしょうか。ウルムは、陛下からの返事(反応)を受けられるなら何でも嬉しいのではないでしょうか。今は殴られて辛くても、他の人と一緒にいて殴られる程には私のことを想ってくれてはいるのか・・・無関心ではなかったのだなと・・・なるかもしれんと思います。

あなたが冷たくするから私は他の人のところに行って癒されているんですよ、と。そんな私を叱ってくれないのですか、と。

でもウルムも、この殴りたいけれど殴らない殿下をみて、彼の自分への気持ちが少し(大きく)変化していることに気づいて欲しかったな。殿下の今までが冷たすぎたので自業自得な面も多分にあるのですが。

 

ウルムはきっと突き放されたと思ったでしょうが、皇太子は、きっとウルムが弟といて幸せなら・・・仕方ない・・・と思ったのでしょうね。切ないです。

 

 

◆49

皇世子妃・・・この人も可哀想な人。皇太子がウルムと上手く行ったからって、皇世子がこの人を愛するようになるとは・・・なかなか思えないけれど。

 

大奥だって、合う合わないはありますから、仕方ないですよね。本当に。皆がなるようになるわーって快活に笑いながら、皇太子がお渡りにならなくても、他の側室に子どもができても嫉妬せずに生きていけたらいいのに。現実問題を考えると、子どもを持つ持たないについてはかなりデリケートな話になってしまうと思うんですけどね。

 

 

◆50話

皇太子、残酷すぎる。というか、自分の服を持ってなかったから何だと言うのだ。愛情の示し方が違うだけで、キョヨルちゃんもずっと陛下のこと慕ってきたのに。何ならウルムよりずっと前から慕ってきたのに。そういうところ、言葉で確認し合いましょうねちゃんと。いやいやそんなこと言っても意味ないか。もうウルムが初恋の相手(たぶん)って気づいちゃったから、もう他の女性なんて・・・ただ持ってるかどうか確認したかっただけで、深い意味は無いくらいのもんですよね。持ってたって何か理由つけてウルムを想っていたに違いないと推測。

 

ここでキョヨル抱かないなんて・・・皇太子・・・酷過ぎる。何であんたはそこまで・・・はぁぁああああ・・・・でも賢い男というのはそうなのだ。一時の欲求に惑わされないものなのだ。あまりにキョヨルよりもウルムのことしか考えられない状態であるというのももちろんですが。

 

歴史上の大物たちも、よく女性問題で失敗しちゃってますが・・・(現代もハニトラとかありますが)、本当に好きになっちゃったら・・・落とされたら見境なくなるものですよね。

 

キョヨルちゃんの勇気ある行動は凄く良かったんですが、タイミングが悪かったですね。でも、この時しかできない技ですものね。これは仕方ないというしか。ウルムが一瞬だけにくいと感じましたね。

 

キョヨルを抱けばいいのに。それくらい許されるでしょう。ウルムは完全に裏切ってるんですよ。まだ体は繋げていないとはいえ、女は男に、心の浮気を許さないものです。男は女に、体の浮気を許さないものです。でもキョヨルに子どもができるといろいろややこしいのですけどね。

 

 

◆51

ウルムも幼い頃の皇太子とのことを覚えていたんですね。でもこちらは名前を忘れているというじれったい展開。うーん・・・この話はいっき読みした初回は最高だったのですが、ちょとだんだん焦れてきました。せめてウルムが「皇太子も優しいところあるんじゃん」くらい気づいて欲しいですね。

 

あー女に恥をかかせるなんて・・・と思ったけれど、まぁ皇太子。嬪に謝るとは。嬪のところに行くことは、うるむがいなきゃあり得なかったんだから、ウルムがいなければキョヨルのあの屈辱は無かったと思う。でもこの言葉だって、ウルムがいなきゃあり得なかった。改め、やはりキョヨルちゃんは不憫ですね。少女漫画では絶対に彼女が皇太子に愛されることはあり得ない。切ない。なんか他の・・・例えば文官の一人・・・とかと良い仲になれれば良いんですけどね。じゃないとウルムが皇太子と上手くいっても友達として喜べないでしょう。

 

 

◆52

皇太子と寝たと嘘をつくキョヨルに、素直に喜ぶウルム。

 

何からつっこめば良いのやら。です。あの屈辱を思うと、そんな嘘よくつけると、小心者の私は思ってしまいます。嘘がバレたら、あのときの非じゃないくらい惨めじゃないですか。キョヨルちゃん・・・自分の首を絞めるようなことを致すなよ。一時の優越感よ。なのに、その一時の優越感にも浸らせてやらないウルム。さすがですwこれが素直に心から思ってるんだから始末が悪い・・・というか素晴らしい。

 

皇太子も素直になって、ウルムが皇太子の優しさに気付き、2人が上手くいった暁には、本当の意味でウルムがキョヨルに嫉妬する姿が見られると良いですね。

 

皇太子は、キョヨンには優しくしたんだ・・・と、少し寂しく思うウルム。ああ・・・その気持ちを大切にして頂戴。今の皇太子が何よりも嬉しい気持ちだよ。泣いて喜んじゃうよ。

 

母のように優しい乳母が始めは有り難かったけど、もっと厳しく行って良いと思う。「皇世子と会うのは止めよし!!!皇太子に手紙を書いてまた朝の挨拶を再会し良し!!!」で万事解決ですな。

 

 

◆53

皇太子の登場、ドキドキ。2人の絡みだけで嬉しい。

世子妃の出産十日め・・・この日が雨で良かった。本当にありがとう。本当にありがとうございます。皇太子の笑顔・・・良かったねー!!!良かったね皇太子ー!!!

 

 

◆54

皇后、何気に始めて登場しましたね。やはり、あの噂を聞いて心配しているんでしょうね。この皇太子の母なんでしょうから、きっと聡明な方に違いない。

 

あーここで嫉妬しちゃうかユウルジン。皇太子がウルムに優しい目を向けるめちゃ良いシーンなのに。ウルムのことが好きならばこそ、ウルムと真の夫、皇太子との仲がうまく行くことを喜んであげても良いようなものの・・・完全に恋に恋して、賢い自分を見失ってますね。そもそも道ならぬ恋だということ、失念しちゃってますね。

 

 

◆55

ウルムの隣には自分が・・・などと、もう最初の優しく聡明であったユウルジンはどこへやら。皇世子妃が不安にならないように、彼女に優しくしてやるという取り繕いすらできていない。周りが見れてない。完全に終わったなこの人。鬼と化してしまったなこりゃ。

 

ウルム、それはダメですよ。夜に2人で・・・なんて、それはアウトです完全に。皇太子の手の温かさを思い出したのなら思いとどまれたでしょう!!全くこの子は!!

 

 

◆56

せめて皇世子が、ウルムを好きになる前と同じように皇世子妃に接していたら・・・「私は2番目でもいいの。元から分かっていたし」と思えたかもしれないのに。この人も残酷や。

 

 

◆57

でも、ここでハッキリ、あの子が好きなんだって言うところは好き。皇世子がというよりも、この物語が好き。そこを隠すとイライラしちゃうと思うんですよ。でも、この物語は道ならぬ恋を、隠さない。それが良いところだと思います。酷いけど、ハッキリ言われた方がどうにかできるというもの。

皇世子妃は、彼を愛して、彼が罠にハマらぬよう、2人の関係がバレて大ごとにならぬよう導いてあげれば良いと思う。

 

 

◆58

ふふふ 2人の密会がバレて糾弾されてしまえー。楽しみです。皇太子が悲しみと切なさと恋心の混じった感情でウルムとユウルジンを裁く姿・・・見物ですね。楽しみだーたぶんそこまでの話にはならないんだろうけども。

 

 

◆59

あの青い花について、ついに気づくときが!?来たの!??うわー楽しみですね。

 

 

◆60

おいしい。皇太子がユウルジンを責める姿、絶対おいしいぞ。

 

きたーw悪い顔した2人きたーwwwこの夫婦、まじで良いな。こんな気が合う人と両想いでイチャコリャしまくってんだからもう充分でしょうに。まだ皇帝の座まで狙うかー。そっかー。やっぱ欲が出てしまうものか。

 

 

◆61

悪い!!!この顔!!!

こんな顔、久しぶりに見ました。悪過ぎて笑っちゃいました。ここまで悪い顔されると、逆に、今回は大したことにならなさそうだなって思っちゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆改めて感想

 

いろいろありますが、私は、皇太子と結ばれると思ってます。じゃないと、幼いころから繋がっていた皇太子の「初恋の相手(おそらく)」という設定が生きてこないですものね。

 

ちなみに、タイトルの最初の「縁(えん)」ですが、「緑(みどり)」かと思って・・・ましたが。「縁」なんですね。どういう意味があるのか気になりますがまだよく分からないですね。「求愛」というくらいですから、今までウルムに冷たくしてきた皇太子が、優しくしながら愛を請うていくのでしょうかね。楽しみです。

 

 

 

 

 

 

◆登場人物

・皇太子

 皇位継承権第1位

・ウルム(ヒロイン)

 チャンビ(冷雨)

・ジャモ(ユオン)

 ウルムの乳母

・ユウルジン(皇世子)

 皇太子の弟

 皇位継承権第3位

・キョヨル(皇太子嬪)

 皇太子の側室

・ヨミン(皇世子妃)

 皇世子の正妃

・   (太子)

 皇太子の座を狙う

・オラン(太子妃)

 悪女

・ビンソン(世子)

・ヘジン(世子妃)

妊娠中

 

 

・ホザナ

 オランに脅されている侍女