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縁木求愛

(えんもくきゅうあい)

感想③62~64話

 

 

 

◆ここまでの簡単なあらすじ

大国の皇太子妃として嫁いできたウルムは、冷たく自分を見ようとしない皇太子よりも、優しい皇太子の弟、ユウルジンに思いを寄せてしまいます。ユウルジンとお忍びで宮を抜け出したウルムですが、皇太子の座を狙うドゥゴル太子の思惑にて宮へ戻ることができず、山小屋で雨をしのいでいます。ウルム皇太子妃とユウルジン皇世子の密会現場を抑えようと、満を持して皇太子と共に現れたドゥゴル太子ですが・・・

 

 

◆各話ごとの感想

 

●62

ドゥゴルさんの、この「してやったり」顔。絵に描いたような悪役ですね。むしろこの方のようにちゃんと野心があって妻と二人三脚で頑張る人・・・普通だったら「良い人」なのに。やり方が汚いんですよね。汚いやり方でもしなければ、この鉄壁の皇太子からその座を奪うなんて出来ないとは思うのですが。でも、隠しきれない小物感・・・。やはりこの分かりやすい悪役顔のせいでしょうかね。どうしても危機感が薄らいでしまいます。

 

はい。簡単に皇太子の機転によってドゥゴルさん夫婦の思惑とは違う結末になってしまってます。皇太子・・・ウルムとユウルジンを庇う嘘をつく姿、まじでかっこいい。男ですね。頭がキレる男の何と、かっこいいことでしょう。しびれます。

 

ユウルジンの服を着たウルムをそのまま抱きあげるとは・・・皇太子の懐の深さ、感動してしまいます。

 

 

「とんだお転婆娘だな ずぶ濡れになって・・・」

「まったく・・・少し目を離すとこれだ・・・」

(『縁木求愛』62話より皇太子の台詞)

 

 

この台詞で、ウルムが昔出会った男の子を思い出すことよりも、この台詞自体がおいしすぎて。私のタイプすぎてドキドキが止まりませんでした。ユウルジンといたことを咎める気持ちよりも、いなくなったことを心配していたことや、ユウルジンといたことに悲しみを感じているんだ・・・という切なく温かな思いが伝わってくるようです。これを言ったときの皇太子の気持ちを思うと、もう哀れめばいいのか、胸キュンすればいいのか・・・複雑すぎます。

 

皇帝の代でも、皇妃をめぐって争いがあったようですね。この厳つい皇帝なら、女を奪い合った敵(兄弟)を殺してそうですが・・・優しい(以前は冷淡な感じでしたが、これからどんどん優しく人間的になっていくと予想)皇太子には、ユウルジンを殺すなんてできないでしょうね。もちろん、殺して欲しくなんてないです。

 

もし兄弟間で妃を奪い合うようなことがあれば厳罰に処する必要があると皇帝が言ってますが、これはフリですよね?そこまでの話になっていくのか、皇太子がなんとか食い止めるのか・・・うーん・・・ウルムが痛い罰を受けるのは可哀想ですが、その後、皇太子に優しくされるというおまけ付きならアリです。

 

 

●63

聡明で、皇太子に「次期皇帝に」とまで思わせるような男だったユウルジンが、ここまで道を踏み外すとは・・・。ウルムは確かに可愛いけどそこまで凄い子かっていうと何とも言えない。まぁ、顔とか雰囲気がタイプだったんだと推測。

 

確かにウルムの無邪気さ、無垢さは可愛いです。こんな怖い皇帝(父)の下、厳格な国で育ったユウルジンには、小さな国で愛情いっぱいに育った天真爛漫なウルムはもう天使みたいに見えたんでしょうね。恋をしたこともなかった坊ちゃんには目の毒でした。

 

か、わ、い、い。

皇太子、かわいすぎていかん。ウルムの足音を聞いてにっこりするなんて、可愛いすぎます。しかも、足を怪我しているからと自分の宮にて寝起きさせるだと。最高の展開、ありがとうございます。この話は随所にご褒美(にんじん)が用意されていて、有り難いです。にんじんの香りを頼りに、迷うことなく読み進められますね。

 

皇太子の顔がイケメンすぎて。整いすぎてて、たまに目がチカチカするのは、きっと私だけでしょうね。こんな絵に描いたようなイケメン・・・渋谷とか行ったらいるのかな。どこだろ・・・港区とかに住んでるのかな。

 

 

 

●64

うわー

この話、私は殆どストレスフリーで読み進めてきたんですが、ここは焦れったさにイラついてしまった。ちゃんと説明しましょうね。そんで、勝手に早とちりしないで下さいね。でも、子どもは作らない気でキョヨンにも手を出さなかった不器用な皇太子だもの・・・女性に優しい言葉をかけ慣れていないのは仕方がないことでしょうか。ウルムだって、今までの冷たい皇太子の態度や言葉を思えば、この言葉を「皇太子の邪魔をした」ととっても仕方がないことでしょうか。

 

でも、そこで去らずに、納得いくまで話し合えば良いのに。せっかく2人きりなのに。そのことに関してはかなり焦れったさを感じてしまいます。

 

ああ・・・その書簡・・・あーもうそのまま皇太子も一緒にベッドでゴロンしちゃいなよ!!ウルムに甘えちゃいなよ!!

 

課金して続きが読みたいけど、どうせラブシーンには発展しないんだから、読まずに妄想に留めておくのが賢いか・・・

 

 

 

◆改めて感想

課金するか本気で迷う・・・ううーん・・・でもまだ11月の家計簿、途中までしかつけてないんです。これは、たぶん、つけてから考えた方がいいだろうなということで保留。←いつも家計簿を後回しにするBAD主婦のsoyokaze-uraraです。(しかも、よくBADとBUTを間違えるんですよね。あ、私だけですか、すみません。)

 

でも、もうこんな時間だし・・・(夜更かししてます)

 

夜更かしすればするほど、課金してしまうと思うんですよね。判断力が鈍るからね。

 

あーもう、また財布捜そうとしてるもん。カード番号・・・287・・・えーっと・・・あ、いけね。家計簿、家計簿・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆登場人物

・ビパアン(皇太子)

 皇位継承権第1位

・キョスル(皇太子妃)

 ウルム

 チャンビ(冷雨)

・ジャモ(ユオン)

 ウルムの乳母

・ユウルジン(皇世子)

 皇太子の弟

・キョヨル(皇太子嬪)

 皇太子の側室

・ヨミン(皇世子妃)

 皇世子の正妃

・ドゥゴル(太子)

 皇太子の座を狙う

・オラン(太子妃)

 悪女

・ビンソン(世子)

・ヘジン(世子妃)

妊娠中

 

 

・ホザナ

 オランに脅されている侍女

 

 

 


 

 

 

 

 



気づいたら、お化け(息子)が、コンポのスイッチ入れてる。


リモコン、手の届かない所に置いてるつもりなのに、なんでか持ってる。


ミステリーとしか。