クリスマスイブイブの先週土曜日。
年末年始はゆっくりお過ごしですか?
いえいえ、今からボイストレーニングレッスンでぇ~
そして明日仕上げ練習して、月曜にクリスマスコンサートォ~
それから木曜にオケ練があって
30日に最後のボイストレーニングレッスンがぁ・・
それはそれはお忙しいことですなぁ
今いろいろ流行っていますから、くれぐれも気を付けて下さいよ
はぁ~い
本年もありがとうございました~
どうぞ良いお年をお迎えください~
あ、どなた様もどうぞ良いお年を~
こんな感じで、今年最後の漢方医先生の診察を終え
電飾光る道を進んで
クリスマス仕様に飾り付けられたボイストレーニング教室へ
こちらの教室へ通い出してかれこれ3年。
いつも朗らかな笑顔で迎えて頂き、学びとリフレッシュのひと時を下さる先生に、何かささやかなお返しが出来ないだろうか・・
そう思って始めた、クリスマスのサプライズコンサートですが。
クリスマス当日に、渾身の楽曲を持って行った1年目。
そしてイブでのレッスン日に、その日のレッスン曲として作っていった、横着版の昨年。
そして、イブイブで迎えた今年。
もはや、イブイブだけど。
いや、どうする?
でも、きっと期待してるよな・・
私だったら、期待するよな・・・
どうしようかな・・・
楽器使った楽曲はそろそろネタ切れだしな・・
っていうか、私、今、めっちゃ忙しいしな・・・・
いろいろ悶々悩んだ挙句
ま、いっか。
今年は正統派で行っとくか!
と選んだのが、ジョン・ラターさんのクリスマスアルバム『Be Thous My Vision』より、「For Thy Beauty of the Earth」で
この曲はかつてのオペラ団体のクリスマスコンサートで歌った、思い出の曲でして。
この時歌った全ての歌がとっても素敵で、いつかまた・・と思いつつもその機会が無くって。
ここはもう、あれじゃね?
あれがいいんじゃね??
なぁんてひとりで盛り上がってみたものの。
合唱四声+ソリストパートという編成で歌った当時と違い、今回はダンナと2人での二声アンサンブル。
しかも、ダンナの英語拒絶が半端なく、さて、これをどうすれば・・と、やっているうちに、楽譜作業に思いのほか時間が掛かり
とりあえず超特急で練習し 何とかなる・・かな? と迎えた当日。
うしししし・・・ と、楽譜の後ろにアイテムを仕込み。
はい~、それでは本日もお願いいたします~ と、始まった音源から、想定外の曲が聞こえ始めたその瞬間。
せっかくなんで、他の先生も!!
うん??
あ、はい、どうぞどうぞ~
私が歌い始める冒頭の前奏中、急ぎ扉を開けて他の先生を呼び込む担当先生。
え?
えぇぇぇぇ???
と動揺しつつも、事前の練習通り、アイテムの飾り仕込みを進めるダンナ。
え?
何ですか?
あのね、こちらご夫婦でアンサンブルをしてらして
毎年こうやってサプライズのプレゼントを歌って頂いていて
へ~え!
そうなんですか!
え?
ご夫婦で??
担当先生に呼ばれて入って来られたのは、最近新しく教室に来られたお若い先生で。
恐らく担当の先生は、まだ緊張の姿が見えるその新・先生とのコミュニケーションも含めて招かれたのだと思うのですが。
いかんせん、担当先生だって、私たちが何を歌うのか知らないし。
そしてどうやら、この曲はお二人ともご存じの無い曲だったらしく。
そんな楽曲を、男女二声アンサンブルで、しかも、英語&日本語バージョンにアレンジしまくった形で聴かされる先生方。
一方、苦手な英語に苦労しながら、目の前のアレンジ譜を追いかけるだけで精一杯なダンナ。
そのダンナがメロディーを取り、私が追いかけ裏ハモへというパートに入ったその瞬間。
突如ダンナが歌落ちし 落ちちゃった~ という「ぱちくりアイ」で無言の助けを求め始め
メロディー~~
メロディー消えた~~
とっさにメロディーパートを取って、ダンナの復活を待つ私。
その様子を心配そうに見守る先生。
そしてその横で、突然巻き込まれたプチ修羅場に一瞬固まる新・先生。
幸い、ダンナはワンフレーズ後には無事復活し。
時間にして、ほんのわずかの出来事で
大丈夫大丈夫
こういうのはご愛敬
えへへへへ~ と、その後の間奏を笑ってごまかし、なんとか最後までたどり着き。
メリー・クリスマス~~
と、これまた勢いでごまかして、飾り付け&プレゼント品として、ハウステンボスで購入していたクッキーを先生それぞれにお渡ししまして
いや~、残念~
せっかくお客様が増えたというのに、失敗しちゃいましたぁ~~
いえいえ、素敵でしたぁ~
すごいですね!
しかもこんなに長い曲をご夫婦で!
本当にありがとうございます~
あぁ、ちょっと長かったですよね、すみません~
なんで、今日のレッスン曲、ほとんど練習出来て無くてですね・・
あら、そうなんですか笑
あ、でも大丈夫
これだけアンサンブルされていれば、それだけでもしっかり練習になっていますから
あ、そうですねぇ~
確かに
かくして、一番の巻き添えかつ、一番の被害者であるダンナの多少の無念を(←そんなに落ち込んでなかった)残しつつ終了した、今年のサプライズコンサート。
なんかもう、ラターさんもびっくりな感じに勝手アレンジしちゃいましたけど
いいと思います!
こうやって馴染みやすい形で歌ってもらえると、作曲家さんも喜んでいらっしゃると思います!!
そう言ってくださった先生のお言葉を信じ、良かったということにしておこう(←)
その後も ご夫婦で!! を連発して去って行かれた新・先生。
なんか、変な生徒でごめんなさいね
かくして今年も無事仕掛け終了した、サプライズコンサート
来年はタイミング的に・・・
ま、それはまた、来年悩むことにしましょうかねぇ~
子どもに戻りたいと思う
瞬間ある?
私の場合
これ以上子どもになってちゃ
ヤバいかも
そして
次回はもう少し
きちんと練習してから
ご披露しよう~(←え?)
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