ランバダ(石井明美) | 鈴木の一日一善・一日一曲

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フォークソング好きからニューミュージック好きへ、ヤン久ポップス好きから歌謡曲好きへ、ということで、お気に入りの楽曲についてダラダラ書いています。
お付き合いのほどよろしくお願いします。

ランバダ

(歌:石井明美 / 作詞:Chico de Oliveira(訳詞:麻木かおる) / 作曲:Chico de Oliveira)

 

今日は、石井明美が歌う「ランバダ」を聴いています。

石井明美と言うと、デビュー曲「CHA-CHA-CHA」が大ヒット。その次が今日聴いている「ランバダ」というイメージで、「ランバダ」は2ndシングルかと勝手に思っていたのですが、実は8枚目のシングルで、一発の後しばし低迷期間があったのでした。

 

「ランバダ」がヒットした当時は、「ランバダ」という歌よりもエロティックなダンスの方が話題となっていた気がします。今日久しぶりに聴いたのですが、改めて音楽だけに集中すると、前奏のアコーディオン(バンドネオン?)の音からして哀愁があり、実はしみじみとしたいい歌なんだな~と感心しています。歌詞はエロティックな仕立てですが、哀愁あるメロディで抑えが利き、石井明美の澄んだボーカルもまた詞とメロディを調和せて良い感じです。

「ランバダ」ってこういう歌だったんだと、いつもながらの今更な感動です(^^;

 

「ランバダ」と書いてきていますが、ウィキペディアでは「泣きながら」という項目立てになっていて、フォルクローレの代表的な曲の一つとして紹介されています。原題の意味は「泣きながら、あなたは去った」とのことで、なるほど、このタイトルであれば哀愁のあるメロディにマッチしますね。その元歌をカオマというグループがポップにアレンジしてヒットとなり、それを石井明美がカバーしたという経緯のようです。カオマなんとなく覚えています。

 

ダンスの「ランバダ」はわきに置いて、純粋に歌として「泣きながら」を楽しんではいかがでしょうか。きっと、改めて良い歌だな~と思われることでしょう(^^