秋の夜の会話
(歌:高田渡 / 作詞:草野心平 / 作曲:高田渡)
今日は、高田渡が歌う「秋の夜の会話」を聴いています。
今日ブログを書くにあたり、改めて作詞・作曲を確認しましたら、作詞は詩人の草野心平さん、作詞というより、詩として独立していた『秋の夜の会話』に、高田渡さんがメロディーを付けていたのでした。
ひょうひょうとした高田渡さんが、草野心平さんの詩を語るように歌うように朴訥に将にひょうひょうと表現をされています。いかにも”秋の夜の会話”なのですが、ユーモラスでありながら『もうすぐ土の中だね』とか、ちょっと怖い内容でもあったりします。そこは高田渡さんらしいシニカルさと思っていたのですが、草野心平さんの詩としてネットを確認すると、”秋の夜の会話”をしているのは、カエルとのことで、冬眠前のカエルが”秋の夜の会話”をしているという説明がありました。カエルの会話として聴くと、『土の中』とかの怖さも和らぎその分ユーモラスさが膨らんで、歌の味わいが変わってきます。
歌の味わいは変わっても、高田渡さんの味には変わりなく、改めて高田渡さんの超然とした味わいのスゴさを面白がりつつ聴いております。
吉田拓郎さんがラジオ番組『オールナイト・ニッポン・ゴールド』で、『自分はフォークシンガーじゃない、日本でフォークシンガーと呼べるのは高田渡くらいしかいない。』と話されていました。何をもってフォークシンガーとするのか、その定義までは話されていなかったので、根拠などは不明ですが、それでも、『高田渡さんこそが、フォークシンガーなんだ。』と妙に納得したのでした。
ツーフィンガーなのかスリーフィンガーなのか、ギター奏法までは分かっていないのですが、いかにも"高田渡"というギターサウンドで語り・歌われる詩でありフォークソングである「秋の夜の会話」、是非お楽しみいただければと思います。
