ラブリー(小沢健二) | 鈴木の一日一善・一日一曲

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フォークソング好きからニューミュージック好きへ、ヤン久ポップス好きから歌謡曲好きへ、ということで、お気に入りの楽曲についてダラダラ書いています。
お付き合いのほどよろしくお願いします。

ラブリー

(歌:小沢健二 / 作詞:小沢健二 / 作曲:小沢健二)

 

今日は、小沢健二が歌う「ラブリー」を聴いています。

僕が小沢健二を認識したのは、1994年発売のこの「ラブリー」からです。第一印象は、『長い歌だな~。』でした。好意的な第一印象ではないですね(^^;

小沢健二はカミさんがファンになって、カミさんから聴くように勧められたので、ちょっとライバル心(当時はまだ新婚の雰囲気が残っていたのかなぁ)があって、始めは素直に曲を聴けていなかったのです。

 

小沢健二と言うと『渋谷系』の代表格という認識です。ウィキペディアによると、『渋谷系』とされるミュージシャンたち自身は、そう呼ばれること、くくられることをあまり快く思っていなかったようです。個性の強い方々にとって、『渋谷系』と十把一絡げ的な扱いはイヤだったろうなと想像できます。でも、『渋谷系』という一つのジャンルを作ったというのは、すごいことだと思いますし、尊敬しています。

と言いつつ、僕は『オシャレ』よりは『バンカラ』が好みで、オシャレな渋谷系を尊敬しつつもそんなに聴いてなかったのですが、その気持ちを突き詰めると『オシャレ→女の子にもてる』、『バンカラ→女の子にもてない』なんだと思います。小沢健二は、女性人気も高くキャーキャー言われてました(^^

 

「ラブリー」が発売された当時は、オシャレな音楽として敬遠気味でしたが、今になって聴くとそのオシャレさが心地よく素直に聴くことができます。『渋谷系』も歴史の一つとなり、ふわふわした人気ではなく、地に着いた評価ができるようになってきていて、改めて小沢健二の音楽をかみしめるのは良い事だと思います。

 

末筆ながら、小沢健二さんの叔父様小澤征爾さんが先日亡くなられました。謹んでご冥福をお祈りいたします。