ラヴ・ミー・テンダー LOVE ME TENDER(RCサクセション) | 鈴木の一日一善・一日一曲

鈴木の一日一善・一日一曲

フォークソング好きからニューミュージック好きへ、ヤン久ポップス好きから歌謡曲好きへ、ということで、お気に入りの楽曲についてダラダラ書いています。
お付き合いのほどよろしくお願いします。

ラヴ・ミー・テンダー LOVE ME TENDER

(歌:RCサクセション / 原詞:E.Presley, V.Matson / 作詞:忌野清志郎 / 作曲:E.Presley, V.Matson)

 

今日は、RCサクセションが歌う「ラヴ・ミー・テンダー LOVE ME TENDER」を聴いています。

のっけから脱線しますが、「ラヴ・ミー・テンダー」という歌は、高校2年生の3学期に覚えました。冬休みに仲間内でスキーに行った友人・浩治くんが木の小枝を避けて大きな石にぶつかり骨折して入院してしまい、有志が集まり授業の様子をカセット・テープに録音して送ろうと決め、カセットテープに録音をし始めました。そんなある日突然、放課時間に山口君がおもむろにカセットテープの録音をオンにして歌い出したのが、エルビスプレスリーの「ラヴ・ミー・テンダー」だったのでした。僕には知らない歌だったのですが、爆笑しましたね~。

それからは、カセットテープにそれぞれのネタを勝手に録音するようになりました。勉強の応援という趣旨はどんどん薄れて行き、ついには「浩治、ママよ。ママ浩治のこと好きよ。」とか録音しだして、しっちゃかめっちゃかでした(^^;

 

そんな脱線エピソードがあって、僕には非常に親近感がある「ラヴ・ミー・テンダー」を、RCサクセションが違った意味でしっちゃかめっちゃかにしたのが、今日聴いている「ラヴ・ミー・テンダー LOVE ME TENDER」です。メロウなメロディなのにキヨシローがつけた歌詞はとんでもなくとんがっていて、そのギャップがまた魅力になっています。キヨシローのとんがっている詞は、楽曲を発表したときから世の中を騒がせていて、当時のRCサクセションは東芝EMIと契約していたはずなのに、「ラヴ・ミー・テンダー LOVE ME TENDER」が収録されているアルバム『COVERS』は別の会社ユニバーサルミュージックから発売されています。原発関連の仕事を担っている親会社東芝からチャチャが入ってのことだと聞いたことがありますが、本当かどうかは知りません。分かっていることは、発売しなかった東芝EMIは無くなって発売したユニバーサルミュージックに吸収されちゃったことです。世の中って、、、。

 

とんがっている「ラヴ・ミー・テンダー LOVE ME TENDER」を是非お聴きください。発売は1988年、東日本大震災・フクシマの20年以上も前です。