ラブ・ステップ(越美晴) | 鈴木の一日一善・一日一曲

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フォークソング好きからニューミュージック好きへ、ヤン久ポップス好きから歌謡曲好きへ、ということで、お気に入りの楽曲についてダラダラ書いています。
お付き合いのほどよろしくお願いします。

ラブ・ステップ

(歌:越美晴 / 作詞:越美晴 / 作曲:越美晴)

 

今日は、越美晴が歌う「ラブ・ステップ」を聴いています。

「ラブ・ステップ」は越美晴のデビュー曲で、1978年に発売されました。当時に聴いた記憶はあまりなく、例によって他の曲目的で購入したオムニバスCDに収録されていて、今更になって楽しんでいるという状況です。

ダンサブルと言うか、ボサノバと言うか、ジャズっぽさが何とも素敵で、メロディとアレンジだけで十分に楽しめるのですが、歌詞に気を止めるとケッコウ気が強いけどちょっと切ない刹那的な女の子が主人公で、歌の味わいが増してきます。

 

越美晴という人を良く知らなくて、ウィキペディアを見てきたのですが、最初の売り出しはアイドル的なものだったそうで、NHKのアイドル歌番組『レッツゴーヤング』で『サンデーズ』」の一員としてレギュラー出演していたとか。そう言われると出ていたかな~、とおぼろな記憶です。しかし、その後はアイドルからシンガー・ソングライター路線(ピアノ弾き語りから女性版原田真二と呼ばれていたとか)へ、さらには細間晴臣の影響からテクノへと変化し、活躍の場も日本に留まらずベルギーやオランダなどヨーロッパにまで広がったとのことです。凄いですね。

 

越美晴改め、現在はコシミハルとして活動しているようなのですが、その活動の原点となる「ラブ・ステップ」を、最近世界的なブームとなっているシティ・ポップの一つとして、改めて楽しんでいる人が多いと思います。まだ聴かれていない方は、1978年にこんな歌を歌っていたのか、と僕と一緒に驚きましょう(^^