よろしく哀愁(郷ひろみ) | 鈴木の一日一善・一日一曲

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フォークソング好きからニューミュージック好きへ、ヤン久ポップス好きから歌謡曲好きへ、ということで、お気に入りの楽曲についてダラダラ書いています。
お付き合いのほどよろしくお願いします。

よろしく哀愁

(歌:郷ひろみ / 作詞:安井かずみ / 作曲:筒美京平)

 

今日は、郷ひろみがうたう「よろしく哀愁」を聴いています。

「よろしく哀愁」、名曲です。今更私如きがとやかく言う必要はないのですが、取り上げないわけにはいかない歌です。さっさ書いてしまいますが、僕の大好きな吉田拓郎も「よろしく哀愁」をカバーして歌っています(^^

 

「よろしく哀愁」の何がいいのか考えていたのですが、ずばり「哀愁」がいいんです。

タイトル通りの「哀愁」を、筒美京平のメロディが見事に表現していて、このメロディが耳に、体に、心に沁みてくるのです。寂しく物悲しい感じを見事に表現しています。筒美京平のすごさがにじみ出ています。

そして郷ひろみの歌唱です。もって生まれた派手さをぐっと抑えて、哀愁のある歌唱を聴かせてくれます。華やかな部分を抑えようとしてもにじみ出てしまう郷ひろみの華やかさが、逆に哀愁を際立たせています。いいですね~、郷ひろみ。

勿論、安井かずみの詞が良いのです。男女の機微を、もの悲しさを見事に表現しています。派手な郷ひろみに哀愁を歌わせたという選択が凄いです。

 

なんだかんだ勝手なことを言っていますが、全部無駄ですね。「よろしく哀愁」、ただ聴いて楽しんでください(^^