与作
(歌:北島三郎 / 作詞:七沢公典 / 作曲:七沢公典)
今日は、北島三郎が歌う「与作」を聴いています。
「与作」は歌った北島三郎も素晴らしいですが、作った人が凄いです。
与作は木を切るんですから、木こりだと思うのですが、木こりの歌作ろういう発想、どこからその発想はきたのでしようか。
ということで、ウィキペディアを見てくると、ちゃんと答えが書いてあるんです。凄い世の中ですね~。何でもすぐに分かっちゃうんです。転用しますね。
(歌を作った七沢は)ジャズギタリストを目指して渡米したが、日本人が本当のジャズ奏者になるのは無理だと悟り、帰国したところであった。渡米の反動から、日本的なものを志向して作ったのが「与作」である。
木こりの歌を作ろうと言う発想は、ジャズを目指したのに日本人には無理だと挫折して、じゃあ日本人らしい歌を作ってやろう、日本人らしさを与作と女房に託そう、として出来た歌だったのです。米国のジャズ vs 日本の民謡風音楽、ジャズに負けまいととする大和魂が、私たち日本人にストレートに響き、それは老人だけでなく若人にも、男子にも女子にも、まさに老若男女に受ける日本の歌となったのでした。
「与作」の歌力ついて言うと、アメリカのジャズに負けまいとするパワーもすごいですが、北島三郎の朗々とした歌声が、ちょっと力を抜いた加減がいいんですよね~。さすがサブちゃん、という感じです。
日本人の魂を揺さぶる歌「与作」、是非お愉しみください。