障害のある子と家族がお金に愛されて
心豊かに暮らすためのライフプランアドバイザー
佐藤 加根子です。
多くのブログの中からご訪問いただき
ありがとうございます。
佐藤
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夏休み期間中ということで、しばらくの間、
お子さんのライフステージが学校という親御さんや
学校や放課後等デイサービスの支援者の方向けに
書いています。
過去記事はこちら
特別支援学校卒業とちょうど重なる【18歳の壁】とは？
【限定音声データ】支援学校を卒業までに知っておきたい3つのこと
障害のある子が18歳で成人になる前に親が知っておきたいこと①
【銀行編】18歳で成人になる前に親が知っておきたいこと～障害のある人の場合②
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障害のある子が成人になると、
親が子ども名義の口座を勝手に
開くことができないという話をしました。
子ども名義の通帳は、
すでに作って持ってるから大丈夫！
という方も多いと思います。
そのような方でも注意が必要です。
〇キャッシュカードがあるか？
協会でサポートさせていただいてた
あるご家庭で実際にあった話をご紹介しますね。
障害の程度としては、言葉がなく
かなり重度の障害のある未成年のお子さんを
お持ちの親御さんのケースです。
ある都市銀行に、お子さん名義の
銀行口座をお持ちだったんですが、
キャッシュカードを作ってなかったんです。
口座開設の時には、特にキャッシュカードを
使う必要性を感じていなかったから、
作らなかったということなんですね。
”え？作ってない人がいるの？”
と思われる方もいるかもしれないですが、
（特に最近のネットバンクに慣れてる人）
まだネットバンクのなかった時代は、
意外と通帳のみという方も多いんですよね。
成人すると、窓口では親がお金を
引き出せなくなる可能性があるので、
今のうちにキャッシュカードを作りましょう
とアドバイスしました。
そして、キャッシュカードを作りたいと
窓口に申し出たのですが、
担当者がなんと言ったかと思いますか？
"お子さん本人が使うのでなければ
キャッシュカードは発行できない"
との一点張りだったそうです。
有名大手都市銀行のお話。
未成年のうちは”親権”があるので、
キャッシュカードを作るくらいのことは、
私自身も簡単にできると思っていたので、
かなりショックを受けました。
お子さんに重度の知的障害があり、
自分で使えないとみなされると、
こんな目に合うこともあるのです。
その後、その親御さんに
どうアドバイスしたと思いますか？
新たに別の銀行で口座を開き、
同時にキャッシュカードも
作ってもらいました。
※新規の方が作るのが簡単だからです。
拒否された銀行については、
残額を（親権を使って）全部引き出してもらい、
最終的には解約してもらいました。
お子さんの口座をお持ちの方でも、
もう一度キャッシュカードがあるかを
確認してみましょう。
キャッシュカードがあっても
引き出し出来ない場合があります。
続きは次回に。
”学校卒業までに知っておきたい３つのこと”
”夏休み”企画ということで、
【１週間限定】で音声データアップしますので、
こちらからお聴きください。
FMヨコハマLovely Day音声サイト
※【注意】2021年12月に放送したものです
障害のある人の【ひとり立ち】を
サポートする一般社団法人つなぐいっぽ。
障害のある子と親の【お金】の
管理や使い方は、重要課題である
というお互いの考えが一致したこともあり、
佐藤は理事として、
運営にも関わらせていただくことになりました。
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