沖縄空手で使用する筋肉は、
現代空手で使用する筋肉と随分違います。
基本的に、骨と筋(腱)で動きますが、
広背筋、大腰筋、腸骨筋などを鍛えて使用します。
そして、
手が先とか、
半々で落ちるとか、
上半身と下半身を分けるとか、
片側を落として片側を持ち上げるとか、
仮想重心に倒れるとか、
股関節カックンとか、
全ての挙動にトルクをけけるとか、
一定の身体操作のルールが存在します。
それなので、形は全て同じです。
身体を細く使って正中線で肘を交差させるとか、
張った状態で正中線にぶつけて急激に動くとか、
これらの身体操作のルールに従うと、
挙動の順番が違うだけで、
どの形も同じ挙動の繰り返しです。
だからナイファンチ初段で十分だ、
なんて同志が存在するわけです。
広背筋が勝手に腕を重くし始めると、
適当に演武しても、
腕や肘関節に負担がかかります。
なんかやっちゃったみたいです。
腕と肘が痛いです。
年齢的にもう無理できないのかもしれませんね。
お読みいただき有難うございました。