平安二段の投げ | 南風のブログ

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脳梗塞患者で闘病生活中です。
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社会福祉士国家試験受験指導やってます。
看護学生のための社会福祉読本作成してます。
沖縄空手道無想会世話人に復帰しました。
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体調不良です。

血圧も高いです。

今日は、千葉稽古会だけど、大丈夫か?

 

朝、起きて、スマホで、平安二段の投げを考察。

初段と同じなので、スマホでも大丈夫。

多分。

 

これも、平安初段と同じころ、無想会セミナーで伝授されたものなので、

大体、10年ぐらい経ちました。

時の流れは、早い。

 

平安初段は、膝蹴りの後の投げと、

貫手の後の投げがありました。

二箇所ですが、平安二段は、フィニッシュだけ。

映像はこれ。

 

 

平安の形については、この本が教科書です。

 

 

秘伝の奥義[平安の形]の検証です。

 

平安初段の二箇所目の投げ。

手刀打ち、手刀打ち、貫手の後です。

貫手した相手を掴んで、腰を割ります。

掴んだ瞬間の仮想重心は、

正面からぐるっと270度。


この投げは、型通り、

腰を割ってから、足を仮想重心に引くので、

重心移動がスムーズです。


仮想重心を出して、腰を割って、足を引いて、投げです。


投げたら、斜め45度に手刀打ち。

手刀打ちの時に、打たれた相手にあった仮想重心は、打った相手を掴んだ時に、後ろ135度に。

腰を割って、仮想重心に足を引いて、

投げました。


平安二段のフィニッシュは、これと同じです。

カウンターの前腕打ち(上段受け)で、三歩前進して、

引き倒して持ち上げて、カウンターの追い突き。

引き倒して持ち上げて、カウンターの追い突き。


この後開始地点に戻ります。

引き倒して持ち上げて、カウンターの追い突きで一歩目。

掴み直して、カウンターの追い突きで、二歩目。

掴み直して、カウンターの追い突きで、三歩目。

開始地点に戻って来ました。


フィニッシュに入ります。

突いた相手を掴みます。

仮想重心を後ろ、270度に出します。

腰を割りながら、背筋を伸ばして、掴んだ相手を引きつけた状態で、投げ。

投げた相手に対して、斜め45度の手刀打ち。

打った相手を掴みます。

仮想重心を横、125度に出します。

腰を割りながら、背筋を伸ばして、掴んだ相手を引き付けた状態で、投げ。

投げた相手に対して、斜め45度の手刀打ち。


これでお仕舞いです。

 

ポイントは、仮想重心を出した後、

仮想重心に対して、前傾になるように、背筋を伸ばして腰を割る。

腰を割って、仮想重心に足を出して、そこに落ちて自分と相手を入替える。


さて、現代空手の手刀受けですが、

沖縄空手に受けは無かった。

ご存知ですよね?


現代空手の手刀受けで、夫婦手のように添える手刀受けがあります。

これは、沖縄空手の投げが変化したものです。

現代空手の手刀受けで、片手で受けて、引き手をとる手刀受けがあります。

これは、沖縄空手の掴んでカウンターの手刀打ちが、変化したものです。

引き手は、掴んで引き付けいる事を表しています。カタチは、正しく伝わっています。

解釈が変化して、受けに変わってしまいました。

 

お読みいただきありがとうございました。