「君の膵臓をたべたい」
2017年7月28日公開。
住野よるの原作を実写映画化。
興行収入:35.2億円。
原作:住野よる『君の膵臓をたべたい』
脚本:吉田智子
監督:月川翔
キャスト:
- 山内桜良 - 浜辺美波
- 「僕」 / 志賀春樹(学生時代) - 北村匠海
- 滝本恭子(学生時代) - 大友花恋
- ガム君 / 宮田一晴(学生時代) - 矢本悠馬
- 隆弘 - 桜田通
- 栗山 - 森下大地
- 森下- 三上紗弥
- 中田 - 中田圭祐
- 桜良の母 ‐ 長野里美
- 宮田一晴(12年後) - 上地雄輔
- 滝本恭子(12年後) - 北川景子
- 「僕」 / 志賀春樹(12年後) - 小栗旬
主な登場人物:
- 「僕」(ぼく)
- 演 - 北村匠海 (DISH//)(学生時代) / 小栗旬(12年後)
- 主人公。友人や恋人などの関わり合いを必要とせず、人間関係を自己完結する。
- 小説を読むのが好きで、一番好きな小説家は太宰治。
- ある日、病院で山内桜良の「共病文庫」を読む。桜良との交流により、人を認め、人と関わり合う努力を始める。
- 二人称や三人称では「【秘密を知ってるクラスメイト】くん」などと呼ばれるが、終盤に名前が志賀春樹(しが はるき)であることが明かされる。
- 山内桜良(やまうち さくら)
- 演 - 浜辺美波
- ヒロイン。よく笑い、元気で表情豊かな少女。「うわははっ」という特徴的な笑い方をする。
- 膵臓の病気のため、「僕」と会った時には余命1年になっていた。
- 病気になった自分の運命を恨まないと決めたため、日記のタイトルを「闘病日記」の代わりに「共病文庫」とつける。
- 『星の王子さま』を愛読しており、まだ同作を読んでいなかった「僕」に貸してあげている。
- 一番尊敬している有名人は杉原千畝。
- 余命を全うすることもなく、通り魔に刺されて亡くなってしまう。
- 滝本恭子(たきもと きょうこ)
- 演 - 大友花恋(学生時代) / 北川景子(12年後)
- 桜良の親友。
- 「僕」は「桜良の保護者」と認識している。
- 桜良と「僕」の交流を快く思わない。
- 強気だが桜良によると泣き虫な性格。桜良の死後、「僕」の初めての友人となる。
- 友人になってからは「僕」によく飴をあげるようになる。
- 「ガムをくれるクラスメイト」から好意を寄せられていることを知り、受験が終わってから付き合うことをほのめかしている。
- ガムをくれるクラスメイト
- 演 - 矢本悠馬(学生時代) / 上地雄輔(12年後)
- 教室の掃除を通して関わりを持った。
- すがすがしいほどの無粋な物言いをするが素直。
- ガムを持ち歩いており、「僕」にも「ガムいる?」と声をかけてくれる。
- 人との交流を決意した「僕」の友人となる。
- 恭子のことが好き。
- あらすじ:
- 高校時代のクラスメイト・山内桜良(浜辺美波)の言葉をきっかけに母校の教師となった僕(小栗旬)は、教え子の栗山(森下大地)と話すうちに、彼女と過ごした数ヶ月を思い出していく……。
- 重い膵臓の病を患う桜良が密かに綴っていた「共病文庫」(=闘病日記)を偶然見つけたことから、僕(北村匠海)と桜良は次第に一緒に過ごすようになった。
- だが、眩いまでに懸命に生きる彼女の日々は、やがて終わりを告げる……。
- 桜良の死から12年。
- 結婚を目前に控えた桜良の親友・恭子(北川景子)もまた、僕と同様に桜良と過ごした日々を思い出していた。
- そして、ある事をきっかけに、僕と恭子は桜良が12年の時を超えて伝えたかった本当の想いを知る……。
コメント:
原作『君の膵臓をたべたい』は、住野よるによる日本の青春小説。
略称は「キミスイ」。
住野よるの作品が初めて出版された本。
2016年「本屋大賞」第2位を初め、多数のランキングで上位に選出されるなど、高く評価された。。
2016年のオーディオブック化を皮切りにメディアミックスも行われ、2017年に実写映画化。
2018年にアニメ映画化もされた。
ヒロインを演じた浜辺美波の出世作である。
第42回報知映画賞新人賞、第30回日刊スポーツ映画大賞新人賞(『亜人』と併せて)、第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。
日本各地でロケ撮影がなされており、福岡でも、ヒルトン福岡シーホーク、天神南駅前、福博であい橋、清流公園、屋台「花山」などがロケ地として使用された。
(ヒルトン福岡シーホーク)
(福博であい橋)