イタリア映画 「イタリア不可思議旅」 19世紀のイタリアを舞台にしたロード・ムービー! | 人生・嵐も晴れもあり!

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「イタリア不可思議旅」

(原題:Domani accadrà

 

イタリア不思議旅 | 内容・スタッフ・キャスト・作品情報 - 映画ナタリー

 

「イタリア不可思議旅」 プレビュー

 

1988年公開。

19世紀のイタリアを舞台にしたロード・ムービー。

 

脚本:ダニエル・ルケッティ、フランコ・ベルニーニ、アンジェロ・パスクィーニ

監督:ダニエル・ルケッティ

 

キャスト:

ルーポ:パオロ・ヘンデル

エド:ジョヴァンニ・グイデッリ

地主デル・ギアナ:ジャコモ・ピペルノ

集金人テルミニオ:アントニオ・べトロチェッリ

ディエーゴ:クラウディオ・ビガリ

大盗賊ジャンロレート:チッチョ・イングラッシア

城主ルチーフェロ侯爵:ウーゴ・グレゴレッティ

アレーグラ:アニェーゼ・ナーノ

発明家エネア・シルヴィオ:クィント・パルメッジャーニ

ヴェーラ:マルゲリータ・ブイ

 

イタリア不思議旅 - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks映画

 

あらすじ:

1848年、革命前夜のイタリア。

トスカーナ地方マレンマの牧童ルーポ(パオロ・ヘンデル)とエド(ジョヴァンニ・グイデッリ)は、病気の仲間を助けようと地主デル・ギアナ(ジャコモ・ピペルノ)の集金人テルミニオ(アントニオ・べトロチェッリ)を襲う。

だが、満足な金を得ることもできず、凶悪犯としてデル・キアナの息子ディエーゴ(クラウディオ・ビガリ)とオーストリア軍の3人組に追われることになる。

やがて2人は、大盗賊ジャンロレート(チッチョ・イングラッシア)一味の巣窟に迷い込み、一味の仲間となる。

だが、誘拐しようとした貴族の傭兵にエドが射たれてしまい、彼を背負ったルーポがたどりついたところは、川岸の城館たった。

城主ルチーフェロ侯爵(ウーゴ・グレゴレッティ)の娘アレーグラ(アニェーゼ・ナーノ)と恋におちたエドは城にとどまり、旅に出たルーポは〈調和の図〉という森の中の理想郷で、発明家エネア・シルヴィオ(クィント・パルメッジャーニ)の姪ヴェーラ(マルゲリータ・ブイ)に一目惚れしてしまう。

そんな幸せな日々も、楽園の炭焼人の反乱で終わりを告げ、再び旅に出たルーポは折りしも革命の混乱の中で城を逃げ出すルチーフェロ伯爵の馬車とめぐり逢い、エドと再会する。

そして地主の追手である3人組に姿を発見された2人は、またしても逃亡の旅に出る。

向こう岸にミラノの見える国境にたどりついたルーポとエドは船の旅に出るのだった。

 

イタリア不思議旅 作品詳細 | シネマNAVI

 

コメント;

 

革命前夜のイタリアを旅する2人の牧童の姿を描くコメディ。

監督・脚本はダニエル・ルケッティ、共同脚本はフランコ・ベルニーニとアンジェロ・パスクィーニが担当。

 

原題の「Domani accadrà」は、「明日、何かが起こる」という意味。

 

 

19世紀半ばのイタリアを舞台に演じられる西部劇風のロード・ムービー。

当時28歳のルケッティのデビュー作で、人気監督モレッティが製作を担当している。

1848年、イタリア中部のトスカーナ地方。

人のいい牧童のルーポとエドは、病気の仲間を助けようと、地主の集金人を襲い、わずかな金のためにおたずね者となる。

その二人を追う地主の息子と3人の賞金稼ぎ。

そのほか盗賊の一味や風変わりな貴族、理想郷(調和の園)を創設した発明家といった不思議な人々が次々に現れる。

牧童エドとルーポが遭遇する事件と冒険を、コミカルに描いた好編。

 

この映画は、K-PLUSでレンタル可能: