「鞍馬天狗横浜に現る」
(1953年に「鞍馬天狗 黄金地獄」に改題)
原作:大佛次郎
監督・脚本:伊藤大輔
出演:
嵐寛壽郎、琴糸路、内田博子、ニーナ・テトロフ、原健作、上山草人
あらすじ:
明治初期の横浜を舞台にした作品。
政府の命を受けて、軍に取り入り偽札で荒稼ぎをする外国人商人の潜入捜査をする鞍馬天狗を描く時代劇。
居留地で貿易商を営むユダヤ商人ヤコブは、その裏で巨額の偽金を偽造して荒稼ぎしていた。
政府はこれを阻止するべく、鞍馬天狗こと浪人の倉田典膳を用心棒としてヤコブの元に潜入させるが……。
サイレント期のハリウッドで活躍した日本人俳優・上山草人がヤコブ役に扮する。
コメント:
「鞍馬天狗横浜に現る」というタイトルを改題して、新版「鞍馬天狗 黄金地獄」(91分)を、1953年1月28日に公開。
昭和を代表する時代劇スター、嵐寛寿郎の代名詞ともいえる鞍馬天狗の活躍を、伊藤大輔監督が時代を幕末から明治初期の横浜に移して描いた作品。
現在、その映画が、YouTubeで全編無料視聴できるようになっている。
それが、こちら:
明治4年の横浜に鞍馬天狗が登場。
ダフネ大曲馬団等異国情緒たっぷり。
西郷どんの密命を受けて不良貨幣流通の謎を追う。
明らかに悪役といった顔つきの上山草人と山本冬郷。
二人とも聖林経験者。
嵐寛は素顔ばかり。二丁拳銃と刀で応戦。
この映画は、YouTubeで全編無料視聴可能。