「エンドレス・ラブ」
エンドレス・ラブ - ダイアナ・ロス&ライオネル・リッチー Endless Love
1981年12月5日日本公開。
ブルック・シールズ主演の少年少女のラブ・ロマンス映画。
同名主題歌がアカデミー主題歌賞にノミネート.。
興行収入:$32,492,674。
脚本:ジュディス・ラスコー
監督:フランコ・ゼフィレッリ
出演者:
ブルック・シールズ、マーティン・ヒューイット、シャーリー・ナイト、ドン・マレー、トム・クルーズ
あらすじ:
17歳の少年デイビッド(マーティン・ヒューイット)は、15歳の美少女ジェード(ブルック・シールズ)に夢中だった。
彼女の父ヒュー(ドン・マレー)も母アン(シャーリー・ナイト)も、子供たちを温かく見守っていたが、2人の関係は、この親たちの想像を遥かに越えていた。
ある夜、ジェードの部屋で裸のデイビッドを目撃したヒューは、初めて2人の危険な仲を知り激怒した。
そして、開業医であるヒューの書斎から睡眠薬を盗もうとしたジェードがヒューに見つかり、それ以来、デイビッドは、ジェードに会うことを禁じられる。
しかし、かえってジェードへの想いが増加したデイビッドは、ジェードの家に火をつけるが、思った以上の大火事になり家は全焼してしまった。
放火の現行犯で逮捕されたデイビッドは、保護監察処分となり病院に送られた。
裁判所は、デイビッドにジェードの家の者とは絶対会ってはいけないと告げた。
狂わんばかりになったデイビッドは、ジェードに手紙を出すが、それは主治医によって破棄されていた。
それから2年、ようやく退院したデイビッドは、両親のアーサー(リチャード・カイリー)とローズ(ベアトリス・ストレイト)から、ジェードを探すことを固く禁じられた。
一方、シカゴから離れていたヒュー一家は、あの事件以来家族としての絆を失い、ヒューは、アンと別れてイングリッド(ペネロープ・ミルフォード)という女性とつき合っていた。
ようやくニューヨークのアパートにアンを訪ねたデイビッドはジェードがバーモント州の学校にいると知りバスで向かった。
しかし、町中で運悪くヒューに会い、逃げるデイビッドを追ったヒューが自動車事故で即死してしまう。
ヒューの葬式の後、意外にもジェードがデイビツドを訪ね、2人の感情は再燃する。
別れを言うつもりだったジェードの決意も鈍った。
一方、彼女の兄キース(ジミー・スペイダー)は、デイビッドを激しく憎み、イングリッドを利用して再び彼を警察に連行させた。
またしても2人の愛は遠のくのだった。
コメント:
L・リッチー、D・ロスによる甘美なテーマ曲で有名に。
まだまだあどけなさが残るブルック・シールズの清新な存在感が光るオーソドックスな悲恋のストーリーだ。
ブルック・シールズは本当に美しく、存在感がある。
この映画は米男性版「八百屋お七」だ。
前半、放火のシーンまではとてもいいんだが、そのあとが何となく歯車が狂ってくる。
放火前ののダンスシーンでブルックが笑っている。
このあたりから、ちょっとおかしくなる。
トム・クルーズは、放火をそそのかすデヴィッドの友人役で、数秒間だけ出演しているが、これが彼の映画デビューだという。
YouTubeで見てもはっきりトムだと確認できない程度の動画だ。
DVDで見ればはっきりするだろう。