ローカル線の旅 初日 日光観光 天気 曇り
金沢文庫―横浜―宇都宮―日光 二荒山神社 東照宮 輪王寺 神橋 華厳の滝
日光―宇都宮―黒磯―新白河(泊)
自宅を出発、5時11分の始発バスで京急金沢文庫駅。そして特急で横浜駅に向かう。
今回の旅行は、JR北海道・東日本の7日間フリーパス \10,850 を使って、家内との二人旅を計画した。
新幹線、特急列車には使えないローカル路線のみのパスであるので、頻繁な乗換をしながらの、のんびり列車旅である。利用路線と乗換プランは事前に計画し、宿も予約しておいた。
横浜駅6時15分の上野東京ライン宇都宮行きグリーン車に乗り込む。
当日は月曜日だったので、グリーン車もこの早い時間にもかかわらず既に満席であった。新橋あたりでようやく席を確保できた。横浜―宇都宮間の乗車時間は2時間を少し超える。
宇都宮でJR日光線に乗り換える。ちょっと洒落たデザインの車両、車内は外国人旅行者が多い。
JR日光駅に到着。東照宮に行くには、東武バスの世界遺産めぐり循環を利用する。
バスを降りて二荒山神社、東照宮、輪王寺と巡る。日光の旅は50年ぶり。
二荒山神社 入り口
五重塔
三猿 🙈 🙊 🙉
東照宮陽明門
2017年に24年ぶりに大補修され美しい
眠り猫 こちらも修復されている。でも目立たない。
東照宮奥社 徳川家康の墓 200段以上の階段を登る
東照宮入り口の鳥居
輪王寺
信号機に猿が2匹、木の枝から飛び移った
神橋
時間があるので、バスでいろは坂を上り、華厳の滝に向かうことにする。神橋(しんきょう)へ降りて、そのバス停から中禅寺温泉へ向かった。終点から少し歩くと観瀑台に行く有料エレベーターがある。こちらも50年ぶりだが、やはり立派な滝である。昼食を取って、バスでいろは坂を下り日光駅に戻る。
日光駅に着くと、運よく超豪華寝台列車、Shiki-Shima(四季島)が停車していた。香港からの旅行者で貸し切りになっていて、乗客は東照宮観光に向かったばかりということである。この後、四季島は函館に向かい、その後本州に戻り、青森、秋田、山形、新潟の日本海沿いの路線を通り上野に至る、3泊4日の旅ということだ。
四季島スタッフも一時下車
四季島のページ https://www.jreast.co.jp/shiki-shima/train.html
日光線でふたたび宇都宮駅へ行き、黒磯行きJR宇都宮線に乗り換え、さらに黒磯駅で、新白河行きJR東北本線に乗り換える。その日は新白河駅前の格安ホテルに宿泊した。
東北本線車両 宇都宮から北の路線は、ボタンを押してドアを開け閉めする。
ローカル線の旅2日目 天気 曇り
新白河―白河ー郡山―福島ー仙台―小牛田― 一ノ関―気仙沼
新白河から一駅、白河駅はすぐ近くに白河小峰城が望める。日本百名城の一つである。下車して城に向かう。震災からの修復は完了しているはずだが、時間が早かったのか残念ながら中に入ることはできず、外観を写真に収めるのみだった。
白河駅
次の東北本線で郡山、のりかえて福島駅に向かう。
ドア入り口のステップに謎の文字
早めであるが福島駅で昼食を取ることとする。食べログ3.5以上の高評価、うまか亭ピボット店を選んだ。回転ずしではあるが、職人さんが握ってくれ、ネタも新鮮、豊富で大変満足いく昼食となった。
福島から仙台は、快速シティラピッド号が走っている。普通各駅電車と比べ何の変哲もない車両。
仙台でも一時下車して、アーケードのあるハピナ名掛丁商店街をふらりと回った。(”なかけちょう”と読む)
明日は三陸をめぐる予定で、この日はJRの線路がつながっているJR大船渡線の気仙沼まで行く。
仙台からは、小牛田(こごたと読む)、一ノ関と乗り継いで行く。
学生の帰宅時間となるので、どの列車も席はほぼ埋まっていた。
この日の宿は気仙沼駅前のホテルパールシティ。夕食は一ノ関駅で買ったが、電車の中では食べられなかった駅弁、平泉義経弁当。平泉中尊寺は若いころに何度か訪れているので今回の予定にはない。
ローカル線の旅3日目、4日目の三陸海岸紀行は、記事を分けたので、
こちら"三陸鉄道"を参照いただきたい。
https://ameblo.jp/southbay448/entry-12493871959.html
ローカル線の旅 5日目 天気 曇り
八戸―盛岡―仙台―秋保温泉
2010年に東北新幹線が八戸から新青森まで延伸されたことにより、東北本線の盛岡―青森間の在来線区間は、青い森鉄道とIGR いわて銀河鉄道という第三セクター方式の会社に移行した。青い森鉄道は青森県側で主要株主は青森県。IGRいわて銀河鉄道は岩手県側、こちらも主要株主は岩手県となる。
JR東日本ではなくなったが、幸い今回のJRパスはこの区間にも適用される。
盛岡まで2時間の内陸だけを走る、ちょっと退屈な旅であったが、新幹線に沿って走っているためか、4G回線が弱くなく、iPadで朝ドラをきれいな画面で視ることができた。
気の毒なくらい車内はガラガラ
盛岡駅到着。昼食の時間、駅前の名店、盛楼閣で盛岡冷麺。美しい麺の盛り、中辛にしたが、それほど辛くない。
今晩の宿は高級旅館、仙台秋保温泉瑞鳳。今回の旅行は基本安い宿を巡っていたので、今日は贅沢させていただこうと、8,000位貯まっていたPontaのポイントも使って、じゃらんで予約しておいた。
盛岡から仙台まで在来線で行くとなると、一ノ関、小牛田で乗り継いでたっぷり3時間かかる。せっかくの高級温泉旅館宿泊。仙台駅14時の無料送迎バスに間に合うよう、この区間のみ別枠で新幹線をつかった。はやぶさで39分。車内は結構混んでいた。
仙台の奥座敷、秋保温泉。"あきう"と読む。瑞鳳はとにかく館内が広く、そして装飾が豪華。数個の露天を持つ浴場はとても大きい。以下の館内の写真を見てほしい。
夕食のバイキングは、ラスベガスのホテルのバフェを彷彿させるような豪華で豊富な料理をいくらでも食べられた。
何人もの料理人が、寿司をにぎり、刺身を盛り、牛タン、ステーキを焼き、てんぷらを揚げる。カニの足も食べ放題だ。デザートも立派なものである。
朝食のバイキングも充実していた。ライブキッチンで料理人が作るふっくらオムレツをはじめ、すごい種類のおかずが並んでいた。
ローカル線の旅 6日目 仙台観光 -福島―郡山―新白河―黒磯―宇都宮 天気雨のち曇り
ホテルをチェックアウトし、送迎バスで仙台駅へ。午前中、"るーぷる仙台"という周遊バスを使っての仙台観光。15分置きに運行されていて、620円の1日券であればあちこちの停留所で降りて名所を巡ることもできるのでお得である。私たちは時間の都合で仙台城址のみ立ち寄った。あの伊達政宗の騎馬像があるところで、市内の景観も一望できる。思わず青葉城恋唄を口ずさむ。
市内には広瀬川が流れている。川は湾曲しているので、るーぷる仙台のバスは停留所16か所をジグザグに巡りながら、5回以上は広瀬川の橋を渡った。(たぶん6回)
るーぷるのページ http://loople-sendai.jp/sightseeing/
仙台から宇都宮に向かう。路線は往きと同じで、福島、郡山、新白河、黒磯と乗り継いだ。
18時過ぎに宇都宮に無事到着。今宵の宿はJR直営のメッツホテル。
旭川でもJRインを利用したが、メッツ、アソシアなどのJRのホテルはちょっと高級で、部屋がきれいで広い。今回ツインルームで35平米と立派なものだった。
そしてホテルの中には、餃子の宇都宮みんみん、すしざんまいが入っていて、外にでることなく利用できた。
ローカル線の旅 最終日 天気曇り
在来線の旅、最後は宇都宮線から、湘南新宿ラインで横浜にて終了となる。
始発であり、2時間以上の乗車である。グリーン車は780円で乗れるので、ホームにてSuicaを使って購入する。
グリーン車は50km以上の営業キロは、一番長い熱海―宇都宮間 214kmであっても、車外で購入しておけば、休日780円、平日980円である。ゆとりが持て、満足感は非常に高いと思う。
ほぼ予定通り旅程を完遂。乗換の多いお疲れ様な旅だったが、ほとんど雨にも降られず、Japan Rail Pass の旅に続き、楽しい列車旅だった。列車の旅はいいものだ。65歳の、JR大人の休日倶楽部ジパングへの加入資格までもう少し。当方健康に留意し、JRにはすべからくいい企画を実施すべく頑張っていただきたい。
ローカル線の旅3日目、4日目の三陸海岸紀行は、
こちら"三陸鉄道"
https://ameblo.jp/southbay448/entry-12493871959.html
了